特定臨床研究
自然早産を予防する効果があるプロバイオティクスの評価に関する、複数の施設で行われるオープンラベル試験
目的
この治験の目的は、自然早産歴のある妊婦にプロバイオティクスを与えることで、自然早産を減らせるかどうかを調べることです。
対象疾患
参加条件
この治験に参加できるのは、20歳以上43歳未満の女性で、妊娠22週から36週の自然早産の既往歴がある妊婦です。また、同意書に署名して同意を得た妊婦が対象です。ただし、多胎妊婦、重度の身体症状を持つ妊婦、ビオスリーの成分に対する重篤な過敏症の既往歴がある妊婦、子宮頸部円錐切除術の既往がある妊婦、子宮奇形の妊婦、妊娠10週までに明らかな性器出血を伴う子宮頸管ポリープを有する妊婦、同意取得時点で明らかな性器出血を伴う絨毛膜下血腫と診断されている妊婦、ステロイド剤を常用している妊婦、糖尿病と診断されている妊婦、自己免疫性疾患と診断されている妊婦、悪性疾患の診断・治療がなされている妊婦、形態的異常を有する胎児である妊婦、現在他の治験に参加している妊婦、または過去に治験に参加していて1ヶ月以上経過していない妊婦は除外されます。研究責任医師または研究分担医師が、研究対象として不適切であると判断した妊婦も除外されます。
治験内容
この治験は、妊娠22週から36週の妊婦さんたちを対象に、自然早産を予防するための研究です。自然早産が起こるかどうかを調べるために、妊娠37週未満での自然早産の有無を主に評価します。また、妊娠34週未満や妊娠28週未満での自然早産の有無や、腸内細菌の状態や細菌性腟症の発症割合、子宮頸管の状態なども調べます。さらに、早産が起こった場合の赤ちゃんの健康状態や医療費、服薬状況なども評価します。
AI 要約前の参加条件
介入研究
主要結果評価方法
妊娠37週未満の自然早産の有無
第二結果評価方法
1.妊娠34週未満自然早産の有無
2.妊娠28週未満自然早産反復の有無
3.腸内細菌のうちClostridium属を含む酪酸菌の比率(NGS法)4.細菌性腟症の発症割合(Nugent scoreでの評価)
5.妊娠22週の子宮頸管短縮例(<25mm)の有無
6.早産例における組織学的絨毛膜羊膜炎・臍帯炎の有無
7.死産の有無、
8.出生児の予後[在胎週数、出生時体重、NICU入院の有無、新生児死亡、重篤な合併症(RDS、PVL、病型別CLD、病型別頭蓋内出血、NEC)]
9.便秘(BFS・CSSでの評価)
10.医療費
11.服薬状況
治験フェーズ
情報なし:
利用する医薬品等
一般名称
ビオスリー®配合OD錠
販売名
ビオスリー®配合OD錠
実施組織
富山大学附属病院
富山県富山市杉谷2630
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