特定臨床研究

プロバイオティクスが認知症患者の症状を軽減するかを調べる試験 -偽薬と比較して行う二重盲検試験-

治験詳細画面

目的


ビフィズス菌A1を使って、認知症の症状や行動心理症状の改善効果を調べ、脳画像や血液中の炎症性サイトカインの動きに注目して研究することが目的です。

対象疾患


アルツハイマー型認知症
認知症

参加条件


募集終了

この治験に参加するための条件は、50歳以上で男性でも女性でも参加できます。ただし、以下の条件を満たす必要があります。まず、認知症の程度を測るテストである「MMSE-J」というテストのスコアが10から26の範囲内であること、また、福祉村病院に入所しているか、通院していること、または同じ環境で1ヶ月以上療養しており、今後も同じ環境で療養が続く見込みがあること、文書同意が取りづらい場合は代理人がいることです。一方、以下の条件を満たす人は参加できません。食事が摂取しにくい人、意識が障害されている人、福祉村病院に通院することが困難な人、聴力障害がある人、MMSE-Jのスコアが9以下または27以上の人、脳内に神経変性疾患以外の明らかな病気がある人、研究に影響を与える身体合併症がある人、または研究責任医師が不適切と判断した人です。

治験内容


この治験は、アルツハイマー型認知症の治療方法を研究するものです。治験のタイプは「介入研究」で、フェーズ4と呼ばれる段階で行われます。治験の主な目的は、神経心理検査やMRIなどを用いて、治療法が病気の進行を遅らせるかどうかを評価することです。治験に参加する患者さんは、48週間にわたって検査を受け、治療法の効果を評価します。治験の結果は、アルツハイマー型認知症の治療に役立つことが期待されています。

治験フェーズ

フェーズ4: 市販薬の再調査

利用する医薬品等

一般名称

ビフィズス菌MCC1274(Bifidobacterium breve)

販売名

メモリービフィズス菌

実施組織


名古屋市立大学病院

愛知県名古屋市瑞穂区瑞穂町字川澄1番地

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