特定臨床研究
シスプラチンによる腎障害を防ぐ薬の効果と安全性を調べる試験
AI 要約前の題名
シスプラチン誘発性腎障害に対するシスプラチン代謝関連酵素阻害剤の有効性及び安全性を検討する探索的試験

目的
この治験の目的は、シスプラチンという薬剤が引き起こす腎障害に対して、新しい薬剤が安全かつ効果的であるかを調べることです。また、この治験を通じて、新しい薬剤が実際に効果があることを証明することも目的としています。
AI 要約前の目標
シスプラチン誘発性腎障害に対するシスプラチン代謝関連酵素阻害剤の安全性及び臨床proof-of-concept(POC)を取得することを目的とする。
参加条件
この治験に参加するための条件は、20歳以上で男性でも女性でも参加できます。参加する前に、治験について十分に説明を受け、理解した上で、自分自身で同意書に署名することが必要です。また、シスプラチンという抗がん剤をこれまでに受けたことがなく、今後入院してシスプラチンを含む化学療法を受ける予定の患者が対象です。ただし、腎臓の機能が低下している患者や妊娠中の女性、授乳中の女性、フロプロピオンに過敏症の既往歴がある患者は参加できません。また、研究医師が不適格と判断した患者も参加できません。
AI 要約前の参加条件
性別
男性・女性
年齢
20歳以上上限なし
選択基準
- 本研究の参加にあたり、十分な説明を受けた後に、十分な理解の上に、本人の自由意志による文書同意が得られた患者
- 同意取得時に20歳以上の患者
- これまでにシスプラチンを含む化学療法を受けたことがない患者
- 入院下でシスプラチン1剤又はシスプラチン1剤と他の抗癌剤1剤(放射線療法の併用も可能)の化学療法を予定している患者
- シスプラチンの用量が80 mg/m2以上のレジメンを予定している肺癌、頭頚部癌等の癌患者
除外基準
- 腎機能障害を有する患者:eGFR<60 mL/min/1.73 m2
- 妊娠中または妊娠している可能性のある女性
- 授乳中の女性
- フロプロピオンに対して過敏症の既往歴のある患者
- その他研究責任医師又は研究分担医師が不適格と判断した患者
治験内容
この治験は、がんの治療について研究するもので、治療方法に介入する研究です。フェーズ1という段階で行われており、治療の安全性を確認することが主な目的です。治療によって起こりうる有害事象の発生状況を調べ、治療の安全性を確認します。また、シスプラチン腎障害マーカーの変動も調べることで、治療の効果を評価します。
利用する医薬品等
一般名称
フロプロピオン
販売名
コスパノン錠
組織情報
実施責任組織
藤田医科大学病院
愛知県豊明市沓掛町田楽ケ窪1番地98
お問い合わせ情報
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