この治験は、精液所見不良患者に対してサプリメント「PQQ」を飲んでもらい、その前後で精液のSDF率が改善するかどうかを調べるものです。主な目的はSDF率の変化で、副次的には精液の液量や精子の濃度、運動率、奇形率も調べます。
この治験に参加できるのは、男性で18歳以上60歳以下の方で、精液検査で乏精子症、精子無力症、奇形精子症、過少精子症、膿精子症などと診断された方で、原精液のSDF率が16%以上の方です。また、治験に参加する前3か月以内に抗酸化化合物や同効薬を含むサプリメントや薬剤を服用している方、重度の乏精子症や精子形成障害、肝疾患を有する方、他の臨床試験に参加している方、研究責任医師や研究分担医師が不適当と判断した方は参加できません。治験に参加する前に、本人から文書による同意が必要です。
この治験は、男性の不妊症について研究するものです。治験の種類は「介入研究」で、フェーズ2という段階で行われます。対象疾患は、乏精子症、精子無力症、奇形精子症、過少精子症、膿精子症です。主要な評価方法は、投与3ヶ月後におけるSDF率が16%以下か16%超かで分けた2つのグループに分けることです。また、第二の評価方法として、SDF変化量、SDF変化率、精液所見(液量、総精子濃度、運動率、奇形率、運動性)を調べます。変化量は、投与前と投与3ヶ月後の差、変化率は、(投与3ヶ月後−投与前)/投与前です。
介入研究
投与3ヶ月後におけるSDF率が16%以下と16%超で分けた2値
SDF変化量、SDF変化率、精液所見(液量、総精子濃度、運動率、奇形率、運動性)
変化量=投与3ヶ月後-投与前、変化率=(投与3ヶ月後-投与前)/投与前
フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象
PQQ
PQQ
三重大学医学部附属病院
三重県津市江戸橋2-174
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