肝胆膵手術後のせん妄に対するプロトンポンプ阻害薬の有用性の検討

臨床研究

目的

高齢者に対する肝胆膵領域手術後のプロトンポンプ

使用による術後せん妄発生割合について検証する

お問い合わせ情報

組織

静岡県立静岡がんセンター


メールアドレス

ke.imai@scchr.jp


電話番号

055-989-5222

お医者様とご相談ください

治験内容の理解には医学的な知識が必要です。

治験実施組織に直接お問い合わせになる前に、受信中のお医者さまとご相談してください。

参加条件

性別

男性・女性


年齢
70歳 以上上限なし

選択基準

(1) 肝、胆道、膵、十二指腸の疾患に対し開腹下の肝切除あるいは膵切除が予定されている(2) 登録日の年齢が70歳以上である(3) PS (ECOG)が0または1である(4) CAM-ICUが施行可能である(高度難聴がない、指を握ることができる、指を挙げることができる)(5) 試験参加について、患者本人から文書で同意が得られている


除外基準

(1) 腹腔鏡手術が予定されている症例(2) 肝膵同時切除が予定されている症例(3) 認知症と診断されている(長谷川式簡易知能評価スケール:HDS-R 21点以上)症例(4) せん妄の既往を有する症例(5) 内服治療を要する精神疾患(アルコール依存症を含む)を有する症例(6) ベンゾジアゼピン受容体作動薬に分類される睡眠導入剤や抗不安薬を常用使用している症例(7) 登録前1週間以内にヒスタミンH2受容体拮抗薬を内服している症例(8) プロトンポンプ

に過敏症の既往のある症例(9) オピオイド、ステロイド剤を使用している症例(10) 担当医が本試験の対象として不適当と判断した症例

治験内容

介入研究


主要結果評価方法

術後せん妄発生割合(Confusion Assessment Method-Intensive Care Unit(CAM-ICU)フローシートを用いて評価)


第二結果評価方法

① 精神科医によってせん妄と診断される患者の発生割合:Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders, Fifth Edition(DSM-5)の基準に基づいて診断② せん妄継続日数③ せん妄の治療に用いた薬剤④ 術式毎のせん妄発生割合⑤ 術後早期合併症発生割合⑥ 消化管潰瘍の発生割合⑦ 有害事象発生割合⑧ 術後在院日数

利用する医薬品等

一般名称

オメプラゾールナトリウム、ボノプラザンフマル酸塩


販売名

オメプラゾール注射用20mg「日医工」、タケキャブ錠20mg

組織情報

実施責任組織

静岡県立静岡がんセンター


住所

静岡県駿東郡長泉町下長窪1007番地

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