デスフルラン麻酔の忍容性に関する検討
臨床研究
目的
1. 当院脊椎・脊髄外科症例において、デスフルラン吸入麻酔におけるMEPの振幅がプロポフォール麻酔導入時点におけるMEP振幅の70%以上の低下が無いことを確認してデスフルラン麻酔による手術を開始し、かつ手術を完遂できる割合がどの程度であるかを確認すること2. 手術終了から抜管および退室までの時間を比較検討することで時間コスト差を検討すること
お問い合わせ情報
組織
名古屋大学医学部附属病院
メールアドレス
cshirota@med.nagoya-u.ac.jp
電話番号
052-744-2959
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参加条件
性別
男性・女性
年齢
18歳 0ヶ月 0週 以上上限なし
選択基準
・18歳以上の脊椎手術症例全症例・研究内容を理解し、文書による同意が得られている
除外基準
年齢18歳未満・側弯症、髄内腫瘍、後縦靭帯骨化症・主科、麻酔科医の判断で、研究継続が困難と考えられる症例・研究責任者または研究分担者が本研究への参加を不適と判断した患者
治験内容
介入研究
主要結果評価方法
デスフルランからプロポフォールへの切り替え(麻酔の影響)を判断する筋つまり、頚椎症例においては僧帽筋、胸腰椎においては三角筋、小指外転筋のMEPの振幅が、コントロールMEP振幅の70%以上の低下が無くデスフルラン麻酔で手術を開始し、手術を完遂できた症例の割合
第二結果評価方法
筋ごとのMEP導出・振幅・潜時の違いおよび、麻酔導入時間、手術終了から抜管までの時間、手術終了から退室までの、使用薬剤コストなど麻酔関連項目に関する項目、術後の麻痺の発生割合、プロポフォール再開後のMEPー回復症例の割合
利用する医薬品等
一般名称
販売名
プロポフォール、デスフルラン
販売名
ディプリバンキット、スープレン
組織情報
実施責任組織
名古屋大学医学部附属病院
住所
愛知県名古屋市昭和区鶴舞町65