岐阜メトホルミンと正露丸研究

臨床研究

目的

本研究は、日本人

2型糖尿病患者患者を対象に、低血糖を来しにくく、かつ心血管イベント抑制効果を有するメトホルミンについて、一般的な有害事象である下痢症状に対する正露丸予防内服の有効性の検証および安全な使用法の確立を目的とする。

基本情報

募集ステータス募集中

対象疾患

情報なし

お問い合わせ情報

組織

岐阜大学医学部附属病院


メールアドレス

chizukun@gifu-u.ac.jp


電話番号

058-230-6333

お医者様とご相談ください

治験内容の理解には医学的な知識が必要です。

治験実施組織に直接お問い合わせになる前に、受信中のお医者さまとご相談してください。

参加条件

性別

男性・女性


年齢
18歳 0ヶ月 0週 以上75歳 未満

選択基準

以下の基準を全て満たす患者を対象とする。1)

2型糖尿病患者患者2) 同意取得時18歳以上、75歳未満の患者3) 同意取得時に①血糖降下薬による治療を受けていない患者、もしくは②血糖降下薬としてスルホニルウレア薬、グリニド薬、チアゾリジン薬、SGLT-2のうち、いずれか1剤もしくは2剤を使用している患者*4) 同意取得時のHbA1c値が、①血糖降下薬による治療を受けていない、あるいはチアゾリジン薬、SGLT2阻害のいずれか1剤もしくは2剤を使用している場合、6.5~9.0%の患者、②スルホニルウレア薬、グリニド薬のいずれか1剤もしくは2剤を使用している場合、7.0~9.0%の患者5) 同意取得時のBMI 18 kg/m2以上の患者6) 研究への参加に対する同意が、文書により本人から得られた患者


除外基準

以下のいずれかに該当する患者は本研究の対象外とする。1) 本登録前の1週間において3日以上、下痢症状を有していた患者2) 炎症性腸疾患を含む慢性下痢症、乳酸菌等の整腸剤を使用している患者3) 過去4週間以内にビグアナイド薬を継続して摂取している患者、木クレオソートを含有する止瀉薬を使用している患者4) 過去4週間以内にインスリンもしくはGLP-1受容体作動薬、DPP-4

、α-グルコシダーゼ、イメグリミンで治療中の患者5) 高度腎機能低下を有する患者(eGFR<45mL/min/1.73m2)6) 重度の肝機能障害患者(またはALPのいずれかの血中濃度が正常上限 [ULN]の2.5倍を超える)、肝硬変患者7) 高度の糖尿病網膜症患者(増殖性網膜症、硝子体出血もしくはより的に重大な異常が認められる患者)8) 消化管手術の既妊婦または授乳婦往のある患者(内視鏡治療は含めない)9) 過去5年以内に悪性腫瘍の既往のある患者10) 重症感染症、手術前後、重篤な外傷のある患者11) アルコール依存症と診断されている患者12) 妊婦または授乳婦13) 研究責任医師又は研究分担医師の指示に従うことが困難な患者15) 他の治験、研究等に参加している患者16) その他、研究責任医師又は研究分担医師が本研究に不適当と判断した患者

治験内容

介入研究


主要結果評価方法

ベースラインから観察ポイント4週間後までの下痢の日数


第二結果評価方法

1. ベースラインから1週までの下痢の日数2.ベースラインから12週(±2週)までの下痢の日数3. ベースラインから4週(±1週)までのメトホルミンの服薬継続率4. ベースラインから4週(±1週)までの1日あたりの平均排便回数5. ベースラインから12週(±2週)までの1日あたりの平均排便回数6. ベースラインから4週(±1週)までの便の性状(ブリストルスケール)の変化7. ベースラインから12週(±2週)までの便の性状(ブリストルスケール)の変化8. ベースラインから12週(±2週)までの消化器症状(腹痛、嘔気、嘔吐)の発現率9. ベースラインから12週(±2週)までのHbA1c変化量10. ベースラインから12週(±2週)までの体重変化量11. ベースラインから12週(±2週)までの体組成(BIA法)の変化量12. ベースラインから12週(±2週)までのエネルギー摂取量・栄養素比率の変化(FFQ)13.ベースラインから4週(±1週)までの腸内細菌叢の変化14.ベースラインから12週(±2週)までの腸内細菌叢の変化

利用する医薬品等

一般名称

木クレオソート、メトホルミン塩酸塩


販売名

正露丸クイックC、メトグルコ®錠250mg、メトグルコ®錠500mg等

組織情報

実施責任組織

岐阜大学医学部附属病院


住所

岐阜県岐阜市柳戸1番1

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