この治験は、Aplio i900という機器を使って、肝硬度を測定し、肝臓や脾臓の硬度と臨床データとの関係を調べ、小児肝疾患の評価法としての有用性を確認することを目的としています。
この治験に参加できるのは、男性でも女性でも、年齢に制限はありません。対象は小児の肝臓の病気を持つ人全員で、正常な人も少数参加します。ただし、研究に同意しない人は参加できません。
この治験は、小児肝疾患全般について調べる観察研究です。主な評価方法は、Shear wave elastography(SWE)という検査で、肝や脾の硬さを測定し、それが小児肝疾患患者の自己肝生存率にどのように関係しているかを調べます。また、SWEの診断能や、食道胃静脈瘤の存在診断や合併症の発生予測など、さまざまな評価方法があります。治験に参加する患者さんは、この検査を受けて、病気の状態や治療の効果を調べるためのデータを提供してくれます。
観察研究
Shear wave elastography(SWE)で測定された肝、脾硬度と小児肝疾患患者における自己肝生存率の関連。
・BAに対するSWEの診断能。
・定点でのSWEの測定値や継時的な変化率からみた食道胃静脈瘤の存在診断や新規病変の出現や出血予測、他の門脈圧亢進症、胆管炎、肝肺症候群などの合併症の存在診断および発生予測。
・肝臓の線維化に関して、測定されたパラメータと、肝生検結果や血液データとの相関。
・覚醒状態と鎮静状態におけるSWEの測定値や測定部位による測定値の違い。
情報なし:
利用する薬品情報はありません
名古屋大学医学部
愛知県愛知県名古屋市昭和区鶴舞町65
治験の詳細を確認し、患者の方に合致しているかを診断してください
ご確認後、連絡が適切だと判断された場合は上記のお問い合わせ情報から担当の方にご連絡ください
Kibou は治験の募集・情報提供をすることを目的としたプラットフォームです。 治験情報の提供や、被験者の募集について詳しい資料の請求はお問い合わせフォームからお問い合わせください。