特定臨床研究
心臓の病気に対する治療法の比較研究:心房細動と僧帽弁閉鎖不全症の治療について
目的
この治験は、心臓の病気である僧帽弁閉鎖不全症に合併した心房細動に対して、経皮的僧帽弁修復術を行った患者に対して、薬物治療とカテーテルアブレーションの効果を比較することで、治療法の違いによる影響を調べるものである。
対象疾患
参加条件
この治験に参加できる人は、20歳以上90歳未満で、男性でも女性でも参加できます。ただし、以下の条件を満たす必要があります。まず、僧帽弁閉鎖不全症に対する経皮的僧帽弁修復術(PMVR)を受けたことがある人、または発作性および持続性心房細動を合併している人で、心房細動の診断が1年以内につけられた人が対象です。また、PMVR施行時の年齢が20歳以上90歳未満であることが必要です。ただし、以下の場合は参加できません。左房内血栓が疑われる場合、抗凝固療法が禁忌の場合、アミオダロンが禁忌の場合、左房径が60mmを超える場合、以前に心房細動に対するアブレーションを行ったことがある場合、2か月以内にPMVR以外の心臓手術や血管形成術、脳卒中、急性冠症候群を発症したことがある場合、未治療の甲状腺機能低下または亢進症がある場合、薬剤や医療機器に関する他の臨床試験に参画している場合、妊婦、または授乳中の女性、心臓移植待機リストへ登録された場合、その他、研究責任者・分担者が本研究への参加を不適格と判断した場合です。
治験内容
この治験は、心房細動という病気を対象にした研究です。介入研究という方法で、新しい治療法の効果を調べます。主な評価方法は、心不全バイオマーカーという検査で、さらに全死亡や入院などの複数の結果も評価します。また、心臓の機能や大きさ、血液中のトロポニンという物質の値も調べます。治験に参加することで、新しい治療法の開発に貢献することができます。
AI 要約前の参加条件
介入研究
主要結果評価方法
心不全バイオマーカー(BNP、NT-proBNP)
第二結果評価方法
全死亡、心不全悪化による入院、脳卒中、重篤な出血の複合エンドポイント
全死亡
全死亡または心不全悪化による入院
全死亡または脳卒中を含む心血管疾患による入院
心血管死
心血管死または脳卒中を含む心血管疾患による入院
不整脈による心臓突然死または心静止
心不全死
洞調律維持
脳卒中を含む心血管疾患による入院
左房径
左房面積
左室径
左室容積(modified Simpson法)
左室駆出率
トロポニンT値
トロポニンI値
治験フェーズ
情報なし:
利用する医薬品等
利用する薬品情報はありません
実施組織
富山大学附属病院
富山県富山市杉谷2630
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