特定臨床研究

脳卒中後の腕の動きに影響を与える、頭蓋内電気刺激の効果を調べる試験

治験詳細画面

目的


この治験は、脳卒中患者の上肢運動機能に影響を与えるかどうかを調べるために、小脳に電気刺激を与えることを目的としています。また、この治験の結果をもとに、将来的に大規模な研究を行うことができるかどうかも検討する予定です。

対象疾患


脳血管疾患

参加条件


募集中

この治験に参加できる人は、40歳以上80歳未満の男性・女性です。参加する前に、本人から文書による同意が得られている必要があります。また、初発の脳梗塞または脳出血があり、発症から6ヶ月以上経過している人で、上肢運動麻痺を呈し、かつ歩行が自立している人が対象です。ただし、意識障害や重度失語症、高次脳機能障害や精神疾患、認知機能障害、脳血管疾患以外の神経疾患を有する人、tDCS、TMS、MRIの禁忌に該当する人は除外されます。禁忌に該当する例としては、心臓ペースメーカーやリード線、手術クリップなどの体内金属、てんかんの既往、脳卒中以外の重篤な身体疾患、妊娠中および授乳中の人が挙げられます。

治験内容


この治験は、脳血管疾患を対象にした介入研究です。フェーズ1という段階で行われており、治験の目的は、患者さんの腕の機能を改善することです。主要な評価方法はAction research arm testで、その他にもFugl-Meyer Assessment、Motor activity log-14、小脳抑制、運動誘発電位、MRIなどが使われます。治験に参加することで、脳血管疾患の治療に役立つ新しい治療法の開発に貢献することができます。

治験フェーズ

フェーズ1: 健康な成人が対象

利用する医薬品等

利用する薬品情報はありません

実施組織


藤田医科大学

愛知県豊明市沓掛町田楽ケ窪1番地98

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