マット型非接触センサーを用いた呼吸・心拍関連指標の有用性の検討
臨床研究
目的
本研究は、循環器病(心不全、脳血管疾患)またはそのリスクを 有する患者を対象に、マット型非接触センサーを用いて呼吸・心 拍関連指標を測定し、従来の測定法との比較および臨床指標との 関連性の検証を行うことを目的とする。
参加条件
性別
男性・女性
年齢
20歳 以上上限なし
選択基準
・リハビリテーション介入可能な程度に全身状態が安定してい ること
・ベッド上臥位で臥床することが可能であること ・本研究の参加について同意が得られた者
除外基準
・認知機能の著しい低下(MMSE 15点以下)により、説明内容の理解が不十分な場合
・重度の心不全等により医療上リクライニング(ギャッチアップ)座位が必要となる、または亀背や褥瘡等によりベッド上仰臥位が困難である場合
・重度の高次脳機能障害等により、本人の転倒リスクならびにセンサーや機器の破損に繋がる恐れがある場合
・重度の不整脈により、自動血圧計で正確な脈拍数が測定できないなど、機器による評価指標の測定が困難な場合
・病状の不安定性により、集中治療や特殊な処置等を優先する必要性がある場合
治験内容
介入研究
主要結果評価方法
マット型非接触センサーにて測定した脈拍数と自動血圧計にて測定した脈拍数の差の95%信頼区間
第二結果評価方法
・同機器にて測定した呼吸数と目視にて測定した呼吸数の差の 95%信頼区間 ・同機器から算出された「無呼吸イベント数」と、ポリソムノグ ラフィー検査にて算出された無呼吸低呼吸指数の差の95%信頼区 間 ・同機器から算出された「ゆらぎ健康度数」と、ホルター心電図 検査にて算出された同指数の差の95%信頼区間