特定臨床研究
直腸の小さながんに対する手術方法の比較試験:内視鏡を使った新しい手術器具の効果を調べる
目的
この治験の目的は、10mm以下の直腸NETを治療するために、ESDと結紮器を用いたESMR-Lの有用性を比較することです。結紮器の有用性を検討することが目的です。
対象疾患
参加条件
この治験に参加するための条件は、20歳以上で男性でも女性でも参加できます。ただし、内視鏡検査で10mm以下の直腸NETと診断された患者である必要があります。ただし、遺残再発病変、炎症性腸疾患、大腸ポリポーシス症例、血液凝固機能疾患のある症例、全身的治療を要する感染症を有する症例、透析中である症例、抗血栓薬内服中で治療の際に一時休薬ができない症例、妊娠中及び試験期間中に妊娠予定がある症例は参加できません。
治験内容
この治験は、直腸神経内分泌腫瘍という病気に対する新しい治療法を研究するものです。治験のフェーズはフェーズ3で、治療法の安全性や有効性を確認するために、多数の患者さんを対象に調べます。治療法の効果を評価するために、断端陰性一括切除割合という指標を使います。また、一括切除割合や手術時間、入院期間、使用機器のコストなど、様々な評価方法を使って治療法の効果を調べます。治験の結果は、今後の治療法の改善に役立てられることが期待されます。
AI 要約前の参加条件
介入研究
主要結果評価方法
断端陰性一括切除割合
第二結果評価方法
(1) 一括切除割合
(2) 平均術時間
(3) 有害事象発生割合
(4) 入院期間
(5) 使用機器のコスト
(6) 潰瘍底縫縮の有無別の有害事象発生割合
(7) 熟練医と非熟練医間を分けた解析
(8)不完全切除(断端陰性一括切除失敗)の危険因子
治験フェーズ
フェーズ3: 多くの実際の患者さんが対象
利用する医薬品等
利用する薬品情報はありません
実施組織
静岡県立静岡がんセンター
静岡県駿東郡長泉町下長窪1007番地
同じ対象疾患の治験
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