特定臨床研究
新しいリハビリテーション治療による歩行障害の改善
目的
この治験は、歩行障害を持つ中枢神経疾患患者に対して、最適な歩行リズムに合わせた電気刺激を用いた歩行訓練を行い、新しいリハビリテーション法を開発することを目的としています。具体的には、パーキンソン病関連疾患、皮質脊髄路障害、小脳失調などの患者が対象となります。
対象疾患
参加条件
この治験に参加できる人は、40歳以上90歳以下で、男性でも女性でもOKです。ただし、神経内科でパーキンソン病やパーキンソン症候群、皮質脊髄路障害、小脳失調などの病気が確定診断されている人で、自分で歩行できる人か、手すりを使って歩行できる人が対象です。また、治験に参加することに同意している患者か、代諾者から同意を得られた患者が対象です。ただし、他の精神神経疾患の既往や合併がある、金属を体内に持っている、心臓ペースメーカーを装着している、てんかんの既往歴がある、四肢関節や脊椎の手術既往がある、循環器や呼吸器疾患を合併している、著しい聴力障害がある、妊婦の方や妊娠の可能性がある方、その他研究責任者や分担医師が不適当と判断した場合は、参加できません。
治験内容
この治験は、神経疾患に対する新しい治療法を研究するものです。治験のタイプは「介入研究」で、患者さんに新しい治療法を試してもらいます。主な評価方法は、脳刺激やシャム刺激を使って歩行機能を比較することです。また、MDS-Unified Parkinson's Disease Rating ScaleやTMS、表面筋電図、安静時fMRI、身体運動計測値、電気生理学的評価など、様々な方法で患者さんの状態を評価します。
AI 要約前の参加条件
介入研究
主要結果評価方法
脳刺激介入とシャム刺激介入における歩行機能(歩行速度や歩行変動性)の比較
第二結果評価方法
1.MDS-Unified Parkinson's Disease Rating Scale
2.TMSや表面筋電図を用いた運動皮質の興奮性の定量値
3.安静時fMRIを用いた運動関連ネットワークの各領域間の機能的結合性の相関
4.身体運動計測値
5.電気生理学的評価
治験フェーズ
情報なし:
利用する医薬品等
利用する薬品情報はありません
実施組織
名古屋市立大学医学部付属みらい光生病院
愛知県名古屋市名東区勢子坊二丁目1501番地
同じ対象疾患の治験
お医者さまへ
治験の詳細を確認し、患者の方に合致しているかを診断してください
ご確認後、連絡が適切だと判断された場合は上記のお問い合わせ情報から担当の方にご連絡ください
治験を募集している方ですか?
Kibou は治験の募集・情報提供をすることを目的としたプラットフォームです。 治験情報の提供や、被験者の募集について詳しい資料の請求はお問い合わせフォームからお問い合わせください。