ICU(集中治療室)で使用するパッチ式持続血糖測定器の有用性について調査する研究の目的。
男性・女性
18歳以上
上限なし
この治験は、低血糖や高血糖といった病気について調査するものです。治験では、集中治療室に入院した患者の血糖値を測定し、それを持続血糖測定器で測定した結果と比較します。さらに、糖尿病の患者と非糖尿病の患者で比較したり、異なる血糖測定器を使用して比較したりします。また、インスリン治療を始めた後の血糖値の変化も調査します。最終的には、機械学習を使用して血糖値を予測するモデルを作成する予定です。治験の結果は、患者の治療法やケアに役立つ情報を提供することが期待されています。
介入研究
・集中治療室入室後の初回中央採血による血糖値と、初回中央採血時点における持続血糖測定器による血糖値との相関
・糖尿病症例における、集中治療室入室後の初回中央採血による血糖値と、初回中央採血時点における持続血糖測定器による血糖値との相関
・非糖尿病症例における、集中治療室入室後の初回中央採血による血糖値と、初回中央採血時点における持続血糖測定器による血糖値との相関
・ABL-800による初回動脈血血液ガス検査での血糖値と、同時点における持続血糖測定器による血糖値との相関(全症例、糖尿病症例、非糖尿病症例)
・EPOCによる初回動脈血血液ガス検査での血糖値と、同時点における持続血糖測定器による血糖値との相関(全症例、糖尿病症例、非糖尿病症例)
・動脈血による簡易血糖測定器での初回測定血糖値と、同時点における持続血糖測定器による血糖値との相関(全症例、糖尿病症例、非糖尿病症例)
・ABL-800による動脈血血液ガス検査(4時間毎のルーチン測定)での血糖値と、同時点における持続血糖測定器による血糖値の比較
・EPOCによる動脈血血液ガス検査(4時間毎のルーチン測定)での血糖値と、同時点における持続血糖測定器による血糖値の比較
・ABL-800による動脈血血液ガス検査(4時間毎のルーチン測定、集中治療室退室まで)における、血糖許容範囲(70~180 mg/dL)外となる割合(ヒストリカルコントロールとの比較)
・EPOCによる動脈血血液ガス検査(4時間毎のルーチン測定、集中治療室退室まで)における、血糖許容範囲(70~180 mg/dL)外となる割合(ヒストリカルコントロールとの比較)
・インスリン持続投与開始後における、ABL-800による動脈血血液ガス検査での血糖値と、同時点における持続血糖測定器による血糖値の比較
・インスリン持続投与開始後における、EPOCによる動脈血血液ガス検査での血糖値と、同時点における持続血糖測定器による血糖値の比較
・インスリン持続投与開始後における、ABL-800による動脈血血液ガス検査(集中治療室退室まで)における、血糖許容範囲(70~180 mg/dL)外となる割合(ヒストリカルコントロールとの比較)
・インスリン持続投与開始後における、EPOCによる動脈血血液ガス検査(集中治療室退室まで)における、血糖許容範囲(70~180 mg/dL)外となる割合(ヒストリカルコントロールとの比較)
・上記全てについて、持続血糖測定器の代わりに、動脈血による簡易血糖測定器での血糖値を用いた解析
・持続血糖測定器による血糖値と各種血糖関連項目から機械学習により、中央採血やEPOCもしくはABL-800による動脈血血液ガス検査の血糖値を予測するモデルの構築。
情報なし:
利用する薬品情報はありません
名古屋大学大学院医学系研究科
愛知県 名古屋市昭和区鶴舞町65
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