
治験の目的は、心臓の機能が中程度に低下している患者さんで、ペースメーカーが必要な心不全のケースに対して、LBBAPという治療法がCRTという別の治療法と比べて心臓の機能を改善する効果があるかどうかを、複数の病院で無作為に比較して調べることです。
男性・女性
18歳以上
上限なし
治験についての説明をわかりやすくお伝えしますね。 ### 研究の目的 この治験は、特定の心臓の病気(房室ブロックや慢性心不全)を持つ患者さんに対して、新しい治療法がどれくらい効果があるかを調べるためのものです。 ### 研究の種類 この研究は「介入研究」と呼ばれ、患者さんに新しい治療を行い、その結果を観察します。 ### 研究の段階 この治験は「フェーズ4」と呼ばれる段階で行われています。これは、すでに承認された治療法を使って、その効果や安全性をさらに詳しく調べる段階です。 ### 対象となる病気 この治験では、房室ブロック(心臓の電気信号の伝わり方に問題がある状態)や慢性心不全(心臓が十分に血液を送り出せない状態)を持つ患者さんが対象です。 ### どのように効果を測るのか 治験の効果を測るために、いくつかの方法があります。 1. **主要な評価方法**: 治療を受ける前と6か月後に、心臓の機能を示す「LVEF」という数値がどれだけ改善したかを見ます。LVEFは心臓がどれだけ血液を送り出せるかを示す指標です。 2. **副次的な評価方法**: - 治療前と6か月後の「BNP」という血液中の成分の値がどれだけ改善したかを調べます。BNPは心臓の負担を示す指標です。 - 心臓の大きさや形状に関するいくつかの数値(LVEDV、LVESV、LVDd、LVDs)がどれだけ改善したかを見ます。 - 治療前と6か月後で、心臓の電気信号の伝わり方に関する指標(QRS幅)がどれだけ変わったかを調べます。 - 治療後2年間に、心不全による入院や心室の不整脈(心臓のリズムが乱れること)が起こったかどうかを確認します。 - 治療後2年間に、リード(心臓に取り付ける装置の一部)の問題や感染、出血、死亡などの有害事象が発生したかどうかも調べます。 この治験は、心臓の病気を持つ患者さんにとって新しい治療法がどれだけ役立つかを知るために重要な研究です。治療の効果や安全性をしっかりと確認することで、今後の治療に役立てることができます。
介入研究
植え込み前と比較して6か月後のLVEF改善度
・ 植え込み前からの6か月後のBNP値改善
・ 植え込み前からの6か月後のLVEDV/LVESV/LVDd/LVDs改善度
・ 植え込み時及び6か月後時点でのペーシングQRS幅の差異
・ 植え込み後2年間までの以下の事象の有無:心不全入院・心室不整脈イベント
・ 植え込み後2年間までの以下の有害事象発生(リード脱落、リード再植え込み、リード故障、デバイス感染、リード穿孔、出血、全死亡の有無)
フェーズ4: 市販薬の再調査
利用する薬品情報はありません
名古屋大学大学院医学系研究科
愛知県愛知県名古屋市昭和区鶴舞町65番地
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