特定臨床研究
血縁者間の半合致移植における、骨髄破壊的前処置とシクロフォスファミドの効果と安全性の検討:難治性造血器悪性腫瘍患者を対象とした治験
目的
この治験は、血液の病気で、血縁者や非血縁者からの幹細胞移植ができない患者に対して、特定の薬剤を使った治療法の有効性と安全性を調べるものです。
対象疾患
参加条件
この治験に参加するための条件は、16歳以上60歳以下で、男性でも女性でも参加できます。対象疾患は、同種造血幹細胞移植の適応となる血液悪性疾患で、病期は問いません。また、心臓、肝臓、腎臓、肺の機能が保たれており、特定の基準を満たしていることが必要です。さらに、HLA適合血縁ドナーまたはHLA適合非血縁ドナーを持っていないこと、そして同意書に署名していることが必要です。ただし、HIV感染や活動性のある癌や感染症、妊娠中や授乳中の場合、過敏症の既往がある場合、特定の薬剤に対して過敏症の既往がある場合、HLA抗体を持っている場合、または医師が不適当と判断した場合は、参加できません。
治験内容
この治験は、血液悪性腫瘍の治療について研究するものです。治験のタイプは介入研究で、フェーズ2の段階にあります。主な目的は、移植後1年間の生存率を調べることです。また、移植後30日までの生着達成の有無や、移植後の感染症発症の有無など、さまざまな評価方法で結果を評価します。治験に参加する患者さんには、治療の効果や副作用を調べるために、定められた治療法を受けていただきます。
AI 要約前の参加条件
介入研究
主要結果評価方法
移植1年後の生存割合
第二結果評価方法
1) 移植後30日までの生着達成の有無
2) 移植後180日・1年・2年までの急性GVHD・慢性GVHDの発症の有無・重症度
3) 移植後の非再発死亡までの期間
4) 移植後の再発までの期間
5) 移植後の無病生存期間
6) 移植後の感染症発症の有無
7) 移植後までのGVHD free, relapse free survival (GRFS)
8) 移植後180日・1年・2年時点での免疫抑制剤中止の有無
9) 移植日~移植後7日目おける発熱の状況
10) 前治療開始日から移植後100日までのgrade3以上の有害事象の発症状況
治験フェーズ
フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象
利用する医薬品等
一般名称
cyclophosphamide
販売名
endoxan
実施組織
加古川中央市民病院
兵庫県加古川市加古川町本町439番地
同じ対象疾患の治験
お医者さまへ
治験の詳細を確認し、患者の方に合致しているかを診断してください
ご確認後、連絡が適切だと判断された場合は上記のお問い合わせ情報から担当の方にご連絡ください
治験を募集している方ですか?
Kibou は治験の募集・情報提供をすることを目的としたプラットフォームです。 治験情報の提供や、被験者の募集について詳しい資料の請求はお問い合わせフォームからお問い合わせください。