特定臨床研究
人工股関節・膝関節手術を受けた変形性関節症患者における筋力回復に対する、3-ヒドロキシ-3-メチルブチレートの効果を比較する試験
目的
この治験の目的は、人工股関節置換術や人工膝関節置換術を受けたOA患者に対して、筋力低下を抑制し、筋力を改善して筋機能を回復させるために、HMBの有効性を調べることです。
対象疾患
参加条件
この治験に参加するための条件は、女性で65歳以上であることです。また、人工関節置換術を受けた後、標準的なリハビリテーションができること、追跡調査ができること、そして自由意思による同意が得られたことが必要です。ただし、過去に特定の薬剤を使用したことがある、神経障害を合併する、重篤な病気を持っている、または他の治験に参加している場合など、いくつかの条件を満たさない場合は参加できません。研究責任医師が判断した場合には、参加が不適当とされることもあります。
治験内容
この治験は、変形性関節症という病気を持つ人たちを対象に、人工関節置換術を行った後の筋力や身体機能の変化を調べる研究です。治験のタイプは介入研究で、治療の効果を調べるために、実際に人工関節置換術を行います。主要な評価方法は、人工膝関節置換術を受けた人は膝伸展筋力の変化、人工股関節置換術を受けた人は股関節外転筋力の変化を調べます。また、副次評価項目として、下肢筋力や歩行速度、握力なども調べます。治験に参加する人たちは、術前にサルコペニア(筋肉量の減少)がある人とない人の両方が含まれます。治験の目的は、人工関節置換術がどのように筋力や身体機能に影響を与えるかを調べ、治療の改善につながる知見を得ることです。
AI 要約前の参加条件
介入研究
主要結果評価方法
・人工膝関節置換術(TKA)患者の場合:術後3か月におけるベースラインからの膝伸展筋力変化量
・人工股関節置換術(THA)患者の場合:術後3か月におけるベースラインからの股関節外転筋力変化量
第二結果評価方法
《重要な副次評価項目》
・人工膝関節置換術(TKA)患者の場合:術後3か月におけるベースラインからの股関節外転筋力・股関節伸展筋力の変化量
・人工股関節置換術(THA)患者の場合:術後3か月におけるベースラインからの股関節伸展筋力・膝伸展筋力の変化量
全研究対象者:術前サルコペニア患者群と術前非サルコペニア患者群間の術後3ヶ月におけるベースラインからの下肢筋力変化量の比較
《その他の副次評価項目》
下肢筋力、10m歩行速度、Timed-Up and Go test、握力、筋量(股関節周囲、大腿周囲)、筋組成(股関節周囲、大腿周囲、筋重量、術後3ヶ月におけるベースラインからのサルコペニアと診断された対象者の比率の変化
治験フェーズ
情報なし:
利用する医薬品等
一般名称
3-ヒドロキシ-3-メチルブチレート
販売名
小林HMBCa
実施組織
神戸市立医療センター中央市民病院
兵庫県神戸市中央区港島南町2-1-1
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