進行がん患者の筋筋膜性疼痛に対するトリガーポイント注射の有効性と安全性についての探索的多施設共同オープンラベル無作為化割付比較試験
臨床研究
目的
筋筋膜性疼痛症候群による痛みを有する進行がん患者を対象とし、局所麻酔薬を用いたトリガーポイント注射+usual careの有効性(TPIのusual careへの上乗せ効果)と安全性をusual careとの無作為化割付比較により検討する。
参加条件
性別
年齢
筋筋膜性疼痛
選択基準
男性・女性
除外基準
1) 被験者が治療中止を申し出た場合。
2) 疾病等により研究責任医師又は研究分担医師が治療継続不能と判断した場合
3) 治療開始後から評価期間終了時までにMPSに対する鎮痛薬の増量あるいは新規開始、MPSに対する新規の運動療法が開始された場合
4) 治療中の死亡
5) 治療開始後、適格規準を満たしていないことが判明した場合
6) 転院等の理由により当該被験者の追跡が継続できない場合
7) 当該被験者が同意を撤回した場合
8) その他、研究責任医師又は研究分担医師が治療継続不能と判断した場合
治験内容
非盲検
主要結果評価方法
治療開始前から、開始72時間後のMPSの過去24時間平均NRSスコアが50 %以上減少した患者の割合
第二結果評価方法
個別化鎮痛目標達成度、圧痛閾値の変化率、患者満足度、有害事象
利用する医薬品等
一般名称
リドカイン塩酸塩水和物注射剤
販売名
キシロカイン®注ポリアンプ1%