切除不能局所進行膵癌に対するconversion手術に対する化学放射線療法の治療効果
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同じ対象疾患の治験
(5件)- ・Brightline-2:局所進行/転移性MDM2増幅TP53野生型胆道腺癌,膵管腺癌又はその他特定の固形腫瘍を有する患者の治療薬としてBI 907828を検討する第IIa/IIb相オープンラベル単一群多施設共同試験
- ・進行消化器癌患者を対象に,用量拡大コホートを伴う,BI 905711を化学療法と併用する第Ia/Ib相,オープンラベル,多施設共同,用量漸増試験
- ・一次治療の転移性膵管腺癌(mPDAC)患者を対象としたNIS793とゲムシタビン及びnab-パクリタキセルとの併用療法をプラセボとゲムシタビン及びnab-パクリタキセルとの併用療法と比較する,ランダム化,二重盲検,第III相試験
- ・転移性膵管腺癌患者を対象とした,免疫療法をベースとした複数の併用療法の有効性と安全性を検討する,多施設共同,非盲検,ランダム化,第Ib/II相アンブレラ試験 (MORPHEUS-PANCREATIC CANCER)
参加条件
性別
男性・女性
年齢
20歳 以上上限なし
選択基準
(1) 組織診又は細胞診により通常型膵管癌であることが確認されている患者(2) 年齢:20歳以上(3) PS:0-1 (ECOG grade)(4) 画像診断等により,初診時に局所進行により切除不能と判断された患者に対して、GnP療法を施行し,CS可能と判断された患者.局所進行による切除不能とは下記のいずれかを満たすものとする.① SMAまたはCAに血管壁の半周を超える充実性腫瘍の接触を認めるもの.② 膵体部・尾部癌においてCAへの腫瘍の接触と大動脈浸潤を認めるもの.③ 腫瘍による浸潤または閉塞のためにSMV/PVが再建不能であるもの.CSの可能性評価については,下記の基準を満たすものとする.① 血中腫瘍マーカー(CEA, CA19-9)が正常範囲内(各施設基準)である。② CT画像(5mm厚以下)を用いて、下記のCS可能基準(画像診断)を満たす。 i) 遠隔転移を認めない. ii) SMV/PVへ腫瘍による浸潤または閉塞を認めない,もしくは浸潤は認めるが浸潤部の近位側・遠位側ともに安全かつ完全な切除および再建が可能. iii) 膵頭部・鉤部癌においては,CHA,SMAおよびCAへ腫瘍の接触を認めない.CHAへの腫瘍の接触を認めるが,CAまたは肝動脈分岐部への進展を認めず,安全かつ完全な切除および再建が可能である.SMAまたはCAへの腫瘍の接触が血管壁の半周を超えない. iv) 膵体部・尾部癌においてCAに血管壁の半周を超える腫瘍の接触を認めるが,DP-CAR手術が可能であるもの.上ii)~iv)の条件を満たさない場合でも,PET-CTにて主要脈管(SMA, CHA, CA)との接触部への癌浸潤を疑う異常集積を認めない場合や,接触部からの生検で悪性所見を認めない場合など,主治医がR0切除が可能と判断した場合にはCS可能と判断する.(5) 主要臓器(骨髄、肝、腎、肺等)の機能が保持されている患者.・白血球:3500/mm3以上 好中球:2000/mm3以上 血小板:100,000/mm3以上・ヘモグロビン:9.0g/dl以上・総ビリルビン:2.0mg/dl以下(ただし閉塞性黄疸にて減黄術を受けている症例は3.0mg/dl以下とする)・AST(GOT)、ALT(GPT):150U/l以下・血清血清血清クレアチニンクレアチニンクレアチニン値:1.5mg/dl以下 クレアチニンクリアランス:60ml/min以上(Cockcroft-Gault式による推定も可とする)(6) 本試験の参加について文書による本人の同意が得られている患者
除外基準
(1) 下記を満たす切除不能膵癌症例.① 遠隔臓器転移② 腹膜播種陽性③ 傍大動脈リンパ節転移(2) 放射線治療が困難な消化管浸潤を伴う症例.(3) 肺線維症または間質性肺炎ならびにそれら既往歴を有する症例,又は,それを疑うCT所見を有する症例.重度の肺気腫や陳旧性炎症性変化が認められる症例,あるいは治療前呼吸機能検査にて著しく呼吸機能の低下を認める場合(例,%VC50%以下,1秒量1L未満など)(4) 活動性の感染症(ウイルス性肝炎は除く)を有する症例.(5) 重篤な合併症(心不全,腎不全,肝不全,出血性の消化性潰瘍,腸管麻痺,腸閉塞,コントロール不良な糖尿病など)を有する症例.(6) 中等度以上(穿刺を 必要とするなど)の腹水・胸水を認める症例.(7) 活動性の重複癌(同時性重複癌または無病期間が3年以内の異時性重複癌)を有する症例.ただし,局所治療により治癒とされるCarcinoma in situ(上皮内癌)または粘膜内癌相当の病変は活動性の重複癌と認めない.(8) 妊娠中または妊娠中の可能性がある,妊娠を希望している,あるいは授乳中である女性,パートナーの妊娠を希望する男性.(9) 重症の精神障害がある症例.(10) 重篤な薬剤性過敏症がある症例.(11) その他,研究責任医師または分担医師が本試験を安全に実施するのに不適当と判断した症例.
治験内容
利用する医薬品等
一般名称
ゲムシタビン塩酸塩、Nab-paclitaxel
販売名
ゲムシタビン点滴静注用1g「NK」等、アブラキサン等
組織情報
同じ対象疾患の治験
(5件)- ・Brightline-2:局所進行/転移性MDM2増幅TP53野生型胆道腺癌,膵管腺癌又はその他特定の固形腫瘍を有する患者の治療薬としてBI 907828を検討する第IIa/IIb相オープンラベル単一群多施設共同試験
- ・進行消化器癌患者を対象に,用量拡大コホートを伴う,BI 905711を化学療法と併用する第Ia/Ib相,オープンラベル,多施設共同,用量漸増試験
- ・一次治療の転移性膵管腺癌(mPDAC)患者を対象としたNIS793とゲムシタビン及びnab-パクリタキセルとの併用療法をプラセボとゲムシタビン及びnab-パクリタキセルとの併用療法と比較する,ランダム化,二重盲検,第III相試験
- ・転移性膵管腺癌患者を対象とした,免疫療法をベースとした複数の併用療法の有効性と安全性を検討する,多施設共同,非盲検,ランダム化,第Ib/II相アンブレラ試験 (MORPHEUS-PANCREATIC CANCER)