悪性腫瘍関連静脈血栓塞栓症に対する減量Apixaban療法

臨床研究

目的

悪性腫瘍関連静脈血栓に対する減量Apixaban療法の安全性、有効性を評価する。

基本情報

募集ステータス募集中


フェーズ2

お問い合わせ情報

組織

神戸大学医学部附属病院


メールアドレス

dtsugawa630@gmail.com


電話番号

078-382-6302

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治験内容の理解には医学的な知識が必要です。

治験実施組織に直接お問い合わせになる前に、受信中のお医者さまとご相談してください。

参加条件

性別

男性・女性


年齢
20歳 以上上限なし

選択基準

1) 20歳以上の男女。2) がん種を問わず、病理学的に悪性腫瘍と診断され、以下のいずれかに該当する。 a) 登録6ヶ月以内に診断された悪性腫瘍 b) 登録6ヶ月以内にがん治療歴(外科治療、

、がん薬物療法)のある悪性腫瘍 c) 進行、再発または転移の d) 非状態の血液悪性腫瘍(急性白血病を除く)3) 急性静脈血栓として以下のいずれか1つ以上に該当する。 a) 症候性・無症候性の肺血栓 b) 症候性・無症候性の上肢・下肢の近位深部静脈血栓症 c)症候性・無症候性の頸部・体幹部の静脈血栓症 ※3-b,c: 静脈超音波検査ではBモード・圧迫法を用い、直径5 mm以上の血栓を有意とする。4) 患者本人より文書による同意が得られる。


除外基準

1) ショックや低血圧が遷延するような循環動態が不安定な場合2) 今回発症したVTEに対して以下のいずれかの治療が登録前に施行されている場合。 a) 血栓除去術 b) 血栓溶解療法 c) 72時間を超える抗

※下大静脈フィルター留置術は許容する。3) VTE以外の理由(機械弁、非弁膜症性等)により抗の適応がある場合。4) 3ヶ月以内にXa(Apixaban,Edoxaban, Rivaroxaban等)の使用歴がある場合。5) チエノピリジン系抗薬の継続投与が必要な場合。6) の出血、または出血傾向がある場合。7) 1ヵ月以内に脳、脊椎、眼窩の手術が行われている場合。8) コントロール不能な高血圧がある場合(内服にも関わらず収縮期血圧180 mmHg以上、もしくは拡張期血圧100 mmHg以上)。9) HIVプロテアーゼ(リトナビル等)の継続投与が必要な場合。10) アゾール系抗真菌薬(イトラコナゾール、ボリコナゾール等)やマクロライド系抗菌薬(クラリスロマイシン、エリスロマイシン等)の全身投与が登録時に施行されている場合(登録後の使用は許容する)。11) ECOG-PS分類:3-4。12) 6ヶ月以上の生存が見込めない場合。13) 以下のいずれかの検査値異常を有する場合(登録7日以内のデータを使用)。 a) 血色素量 < 8.0 g/dL b) 数 < 75,000 /μL c) クリアランス (Ccr) < 30 mL/minCockcroft-Gault 式・男性: Ccr={(140-年齢)×体重(kg)}/{72×血清クレアチニン値(mg/dL)}・女性: Ccr=0.85×{(140-年齢)×体重(kg)}/{72×血清クレアチニン値(mg/dL)}※推定値で30 mL/min 未満の場合、24時間蓄尿法による実測値で30 mL/min 以上であることが確認されれば除外しない。 d) または > 3 x 施設正常上限値(IU/L) e) 総> 2 x 施設正常上限値(mg/dL) f) PT-INR > 1.614) 急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変のいずれかがある場合。15) Apixabanに対して重篤なアレルギー歴を有する場合。16) 妊婦、授乳婦及び妊娠の可能性(意思)のある男性。パートナーの妊娠を希望する男性。17) その他担当医が本試験治療の対象に不適当と判断した場合

治験内容

介入研究


主要結果評価方法

治療開始日より24週後までの大出血または臨床的に重要な出血


第二結果評価方法

・ 治療期間中(治療開始日より24週後まで)のVTE再発またはVTE関連死。・ 治療期間中(治療開始日より24週後まで)の大出血。・ 治療期間中(治療開始日より24週後まで)の出血【大出血+臨床的に重要な出血+その他の出血(minor bleeding)】。・ 治療期間中(治療開始日より24週後まで)の無イベント生存【VTE再発なし+大出血なし+死亡なし】。・ 治療期間中(治療開始日より24週後まで)の死亡。・ 入院期間。

利用する医薬品等

一般名称

アピキサバン 2.5mg


販売名

エリキュース錠 2.5mg

組織情報

実施責任組織

神戸大学医学部附属病院


住所

兵庫県神戸市中央区楠町7丁目5−2

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