特定臨床研究
腹腔鏡下胃切除術における筋肉ブロック鎮痛法の効果を比較する試験
目的
この治験の目的は、腹腔鏡下胃切除術において、区域麻酔の選択について十分なエビデンスがないため、WIという麻酔方法を比較試験で検討し、同時に麻酔の有効性と安全性を調べることです。
対象疾患
参加条件
この治験に参加できる人は、20歳以上85歳未満で、男性でも女性でも大丈夫です。ただし、腹腔鏡下またはロボット支援下胃全摘術、幽門側胃切除術を受ける患者で、アメリカ麻酔学会分類1-2の患者である必要があります。また、文書による研究参加の同意を得られた患者である必要があります。一方、参加できない人は、当日申し込まれた臨時手術を施行する患者、慢性的にオピオイドを使用している患者、局所麻酔薬にアレルギーがある患者、本人に同意能力のない患者、凝固能異常が認められる患者、体重34kg未満の患者、抗血栓療法を受けており、休薬期間に抵触する患者、研究責任医師が不適当と判断した患者です。
治験内容
この治験は、胃癌という病気に対して、新しい治療法を試すための研究です。治験のフェーズは2で、患者さんに実際に新しい治療法を試してもらいます。主な評価方法は、手術後12時間後の痛みの程度を数値で評価するNumerical rating scale(NRS)です。また、手術後2時間後、1日後、2日後の痛みの程度や、薬の使用量、回復の度合い、日常生活の制限なども評価します。
AI 要約前の参加条件
介入研究
主要結果評価方法
術後12時間後のNumerical rating scale(NRS)
第二結果評価方法
1) NRS (術後2時間後、1日後、2日後)
2) 術後フェンタニル使用量
3) Quality of Recovery score-15(QoR-15)
4) WHODAS 2.0 (WHO disability assessment schedule)
治験フェーズ
フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象
利用する医薬品等
一般名称
レボブピバカイン
販売名
ポプスカイン0.25%注シリンジ 25mg/10mL
実施組織
奈良県立医科大学附属病院
奈良県橿原市四条町840番地
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