特定臨床研究
PET/CT検査で予測する肺がん治療の効果についての研究
目的
この治験は、非小細胞肺がんの治療に使われる免疫チェックポイント阻害薬の効果を予測するために、[18F]F-AraG PET/CTという検査を使って研究するものです。
対象疾患
参加条件
この治験に参加するための条件は、20歳以上85歳以下で、男性でも女性でも参加できます。参加するためには、非小細胞肺がんと診断されていること、ECOG Performance statusが0、1、または2であること、免疫チェックポイント阻害薬を使用したことがなく、臨床的に適応があること、FDG-PET/CTを実施したことが必要です。参加できない条件は、妊娠中、授乳中、全身状態が極めて不良であること、またはコミュニケーションに著しい障害があることです。
治験内容
この治験は、非小細胞肺癌の患者さんを対象に、新しい治療法の効果を調べるものです。治療前と治療後にPET/CT検査を行い、薬の効果を評価します。また、病理組織での細胞の発現率との対比も行い、治療の効果を評価します。この治験は、新しい治療法の開発に役立つことが期待されています。
AI 要約前の参加条件
介入研究
主要結果評価方法
非小細胞肺癌患者に対して、免疫チェックポイント阻害薬の初回治療前後に[18F]F-AraG PET/CTを実施することで、原発巣への[18F]F-AraG集積の推移(1回目から2回目の集積最高値SUVmaxの差:⊿SUVmax)が、免疫チェックポイント阻害薬の治療効果期間を予測するか評価する。(注:SUV = Standardized Uptake Value)
第二結果評価方法
・[18F]F-AraG PET/CT 1回目の集積(最高値:SUVmax、平均値:SUVmean、およびSUVmeanに関心領域を掛け合わせた数値)と、病理組織でのCD8, PD-1, Treg細胞の発現率との対比を腫瘍・リンパ節にて行う。
・免疫チェックポイント阻害薬治療前の[18F]FDG PET/CTでの集積(最高値:SUVmax、平均値:SUVmean、およびSUVmeanに関心領域を掛け合わせた数値)と、病理組織でのCD8, PD-1, Treg細胞の発現率との対比も腫瘍・リンパ節にて行い、[18F]F-AraG PET/CT 1回目の集積と病理組織の対比との比較を行う。
治験フェーズ
情報なし:
利用する医薬品等
一般名称
[18F]F-AraG
販売名
VisAcT, U.S.A.
実施組織
京都大学医学部附属病院
京都府京都市左京区聖護院川原町54
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