頭部への電気刺激とリハビリテーションによる脳活動の変化の検討
目的
神経疾患患者を対象として、リハビリテーション訓練と経頭蓋的直流電流刺激の組み合わせによる前後で脳活動が変化するか検討し、損傷脳や病態脳に特異的な脳神経基盤を解明することを目的とする。
お問い合わせ情報
京都大学医学部附属病院
medinfoq@kuhp.kyoto-u.ac.jp
075-366-7701
治験内容の理解には医学的な知識が必要です。
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参加条件
男性・女性
選択基準
1 同意取得時において18歳以上で、京都大原記念病院、京都近衛リハビリテーション病院、御所南リハビリテーションクリニック、京都大学医学部附属病院脳神経内科科、耳鼻咽喉科外来または入院で診療中の方2 脳梗塞、脳出血、くも膜下出血などの脳血管障害、パーキンソン病、脊髄小脳変性症などの神経変性疾患、ジストニア、本態性振戦、音声振戦などの不随意運動疾患、多発性硬化症などの神経炎症性疾患、慢性疼痛などの中枢性神経障害、頭部外傷などの外傷性中枢神経障害のいずれかを発症し、神経学的所見、画像所見等により診断が確立された患者3 発症後6日以降、もしくは症状再発後6日以降4 神経疾患により、運動障害、高次脳機能障害、言語障害、嚥下障害のいずれかの障害をきたしている患者5 本研究への参加にあたり十分な説明を受けた後、十分な理解の上、本人の自由意思による文書同意が得られた者、もしくは本人による文書同意が困難な場合、代諾者により文書同意が得られた者
除外基準
1 発症後5日以内、もしくは症状再発後5日以内2 著しい聴力障害がありコミュニケーションが取れない場合3 心臓ペースメーカーを装着している場合4 非磁性体であることが確認できない金属(動脈瘤用クリップ、機械式人工弁、神経刺激装置、インスリンポンプ、眼球内金属など)を体内に保有する場合5 「経頭蓋磁気刺激検査・事前チェックリスト」あるいは「MR検査事前チェックリスト」で不適合と判断された場合6 閉所恐怖症のある方7 その他、研究責任医師が研究対象者として不適当と判断した者
治験内容
介入研究
脳波での活動変化の比較(脳波振幅の分析、周波数解析)
脳磁図における脳波振幅の分析、周波数解析fMRIによる課題施行時および静止時の脳血流変化TMSによる運動誘発電位運動・認知機能評価神経可塑性関連因子(BDNF、マイオカイン)の評価活動量栄養量
利用する医薬品等
販売名
組織情報
京都大学医学部附属病院
京都府京都市左京区聖護院川原町54