特定臨床研究

頭皮に電流を流してリハビリと併用することで、神経疾患の障害機能回復につながる神経の研究

治験詳細画面

目的


神経疾患患者を対象に、リハビリテーション訓練と経頭蓋的直流電流刺激の組み合わせが脳活動に与える影響を調べ、損傷脳や病態脳に特有の脳神経基盤を解明することを目的とした治験が行われる。

対象疾患


神経疾患

参加条件


募集中

この治験に参加するための条件は、18歳以上で、京都大原記念病院、京都近衛リハビリテーション病院、御所南リハビリテーションクリニック、京都大学医学部附属病院脳神経内科科、耳鼻咽喉科外来または入院で診療中の方で、脳梗塞、脳出血、くも膜下出血などの脳血管障害、パーキンソン病、脊髄小脳変性症、筋ジストロフィーなどの神経筋変性疾患、ジストニア、本態性振戦、音声振戦などの不随意運動疾患、多発性硬化症、筋炎などの神経筋炎症性疾患、慢性疼痛などの中枢性神経障害、頭部外傷などの外傷性中枢神経障害を発症し、神経学的所見、画像所見等により診断が確立された患者で、運動障害、高次脳機能障害、言語障害、嚥下障害のいずれかの障害をきたしている患者です。また、本人が十分な説明を受け、理解した上で自由意思により参加するか、もしくは代諾者による同意が得られた場合に限ります。ただし、発症後5日以内、著しい聴力障害がある場合、心臓ペースメーカーを装着している場合、非磁性体であることが確認できない金属を体内に保有している場合、経頭蓋磁気刺激検査・事前チェックリスト、またはMR検査事前チェックリストで不適合と判断された場合、閉所恐怖症のある場合、または研究責任医師が不適当と判断した場合は参加できません。

治験内容


この治験は、中枢神経疾患に対する治療法を研究するものです。介入研究と呼ばれる方法で、患者さんに新しい治療法を試してもらいます。治験フェーズはフェーズ0で、まだ初期の段階です。主要な結果評価方法は、脳波の活動変化を比較することで、脳の状態を調べます。また、脳磁図やfMRI、TMSなどの検査を行い、運動や認知機能の評価、神経可塑性関連因子の評価、活動量や栄養量の調査も行います。

治験フェーズ

情報なし:

利用する医薬品等

利用する薬品情報はありません

実施組織


京都大学医学部附属病院

京都府京都市左京区聖護院川原町54

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