特定臨床研究
小児心臓手術における麻薬を使わない麻酔の効果についての比較研究
目的
小児心臓手術において、肋間神経ブロックによる疼痛コントロールがオピオイドによる疼痛コントロールと比較して、人工呼吸からの離脱を早めるかどうかを検討する。
対象疾患
参加条件
この治験に参加できる人は、心臓の病気で手術を受けたことがある12歳以上の男性・女性です。ただし、血液をサラサラにする薬を飲んでいる人や、血液が凝固しにくい状態の人、緊急手術を必要としている人は参加できません。また、研究責任医師や研究分担医師が不適当と判断した人も参加できません。12歳未満の子供は、親や代理人の同意が必要です。
治験内容
この治験は、心臓の病気である心房中隔欠損症や心室中隔欠損症の手術について調べるものです。治験のフェーズはフェーズ3で、介入研究と呼ばれる種類の研究です。主要な結果評価方法は、手術室での呼吸管の取り外しの成功率です。また、術中や術後の様々な評価方法もあります。これらの評価方法は、手術の安全性や患者の回復状況を調べるために行われます。
AI 要約前の参加条件
介入研究
主要結果評価方法
手術室抜管の達成率
第二結果評価方法
術中フェンタニル投与量、術中のセボフルラン濃度、セボフルラン終了〜抜管の時間、術後嘔吐の発生、術翌日の食事摂取量、術後排便までの時間、ICU入室時のpCO2、疼痛評価(FLACC)、鎮痛薬の使用量と使用回数、不穏度評価(comfort behavior scale)、鎮静薬の使用量と使用回数、せん妄評価(CAP-D)、術中〜術後の血糖値、人工呼吸時間、ICU滞在期間、入院期間、術後24時間以内の再挿管、肋間神経ブロックに伴う気胸・出血・局所麻酔薬中毒の発生
治験フェーズ
フェーズ3: 多くの実際の患者さんが対象
利用する医薬品等
一般名称
ロピバカイン、フェンタニル
販売名
アナペイン注7.5mg/mL、フェンタニル注射液0.1mg「テルモ」
実施組織
岡山大学病院
岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1
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