切除不適Intermediate Stage肝細胞癌に対する前治療後の外科的切除の有効性・安全性
目的
切除不適Intermediate stage肝細胞癌に対するレンバチニブ,TACE併用療法後の外科的切除の有効性・安全性を明らかにすること
お問い合わせ情報
広島大学病院
fukushin@hiroshima-u.ac.jp
082-257-5861
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参加条件
男性・女性
選択基準
1. 同意取得時の年齢が20歳以上の症例2. 肝細胞癌に対する化学療法施行歴がない症例3. Eastern cooperative Oncology Group Performance Status (PS) 0-1の症例4. Child-Pugh score 5-6の症例5. 適正な臓器機能を持つ症例;・白血球数 ≧ 3000/mm3・ ≧ 1500/mm3・ヘモグロビン値 ≧ 8.5g/dL・数 ≧ 75000/mm3・総値 ≦ 2.0mg/dL・値 ≧ 2.8g/dL・、 ≦ 5×各医療機関の上限値・・クリアランス >40mL/min・蛋白尿 ≦ 2+6. 他の悪性疾患がない症例7. 本研究の参加に関して本人による同意が文書で得られる症例8. BCLC分類でIntermediate stageに分類される症例9. Up-to-7基準外の症例10. TACEによる治療歴が1回までの症例(ただし、前回TACEより4ヶ月以上経過していること。根治療法に併用したTACEは回数にカウントしない)11. 葉切除以上の肝切除の施行歴のない症例12. 腫瘍が10個以下の症例
除外基準
1. 難治性の胸水または腹水がある症例2. 肝性脳症がある症例3. 以下のような重篤なをもつ症例痙攣発作および発作性疾患、NYHA分類クラスII以上のうっ血性心不全、重篤な精神疾患、血管造影を妨げる造影剤に対するアレルギー反応、コントロール不良な高血圧、出血4. 登録前6ヶ月以内の心血管疾患および血栓の既往のある患者、または治療が必要な不整脈のある患者5. 妊婦又は授乳中の女性、妊娠している可能性のある女性または挙児希望の女性6. 経口摂取困難症例7. 肝炎ウイルス感染を除く感染症がある症例8. HIV陽性症例9. またはを有する症例10. 登録前14日以内の輸血の施行、G-CSF製剤の投与を行った症例11. 全身状態が不良であり、研究の参加に不適格であると主治医が判断した症例12. とMRIのどちらも撮影不可の症例13. 本研究の参加中に他の研究に参加している、または参加する意志のある症例14. 研究計画書特有の評価を妨げる、制限する、あるいは混同させると判断される症例15. 本研究または他の研究に直接関与する研究責任医師等または実施医療機関の被雇用者
治験内容
介入研究
前治療後の外科的切除割合
1. 前治療の客観的奏効率 (ORR)2. 無再発生存期間 (RFS)3. 全生存期間 (OS)4. 肉眼的治癒切除施行割合5. レンバチニブおよびTACE併用療法の奏効予測因子6. 安全性
利用する医薬品等
レンバチニブメシル酸塩
販売名
レンビマカプセル4mg
組織情報
広島大学病院
広島県広島市南区霞1-2-3
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