特定臨床研究

緑内障手術後の合併症に対する点眼薬の安全性を調べる臨床試験

治験詳細画面

目的


この治験は、線維柱帯切除術後の濾過胞形成不全に対する治療法を検討するもので、needlingという方法とRho-kinase阻害薬の併用による安全性を調べます。また、濾過胞瘢痕抑制を通じた濾過胞維持の有効性についても探索的に検討します。

対象疾患


緑内障

参加条件


研究終了

この治験に参加するための条件は、20歳以上で男性または女性であることです。また、以下の条件をすべて満たす必要があります。1つ目は、線維柱帯切除術後3か月以上経過後に濾過胞形成不全と診断され、初回needlingを施行された患者であること。2つ目は、同意取得時の年齢が20歳以上の患者であること。3つ目は、needling後3か月間の外来通院が可能な患者であること。4つ目は、本研究への参加に関して同意が文書で得られる患者であることです。 一方、以下の条件に該当する患者は、この治験の対象となりません。1つ目は、妊婦、授乳中または妊娠している可能性のある女性であること。2つ目は、ゴールドマン圧平式眼圧計で正確な眼圧計測が困難な患者であること。3つ目は、リパスジル塩酸塩に対して過敏症のある患者であること。4つ目は、内眼手術後3か月未満の患者であること(ただし、線維柱帯切除術と同時に施行された白内障手術は除く)。5つ目は、結膜手術(ただし線維柱帯切除術を除く)の既往のある患者であること。6つ目は、研究開始30日前までにトラニストを含む点眼液・内服薬を投与されている患者であること。7つ目は、研究開始3日前までにリパスジル塩酸塩を投与されている患者であること。8つ目は、その他、研究責任医師・研究分担医師が本研究を実施するのに不適当と認めた患者であること。9つ目は、本研究に参加中に、ほかの臨床研究に参加している、又は参加する意思がある患者であることです。

治験内容


この治験は、緑内障という病気に対して、新しい治療法を試すものです。治験のフェーズは2で、介入研究と呼ばれるタイプの研究です。主な評価方法は、眼の状態と副作用の発生率を調べることです。また、治療前の状態や使用している薬によって、治療の効果や副作用がどう変わるかも調べます。さらに、治療後の生存率や視力の変化なども調べます。治験に参加する患者さんは、治療の効果や副作用を詳しく説明された上で、自由に参加することができます。

治験フェーズ

フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象

利用する医薬品等

一般名称

リパスジル塩酸塩水和物

販売名

グラナテック点眼液0.4%

実施組織


広島大学病院

広島県広島市南区霞1-2-3

お医者さまへ


治験の詳細を確認し、患者の方に合致しているかを診断してください

ご確認後、連絡が適切だと判断された場合は上記のお問い合わせ情報から担当の方にご連絡ください

治験を募集している方ですか?


Kibou は治験の募集・情報提供をすることを目的としたプラットフォームです。 治験情報の提供や、被験者の募集について詳しい資料の請求はお問い合わせフォームからお問い合わせください。