この治験は、Bell麻痺、Hunt症候群、外傷性顔面神経麻痺の高度麻痺患者を対象に、bFGF含浸ゼラチンハイドロゲルを用いた減荷術の効果を調べ、発症1年後の治癒率を評価することを目的としています。
この治験に参加できる人は、16歳以上で男性でも女性でも構いません。ただし、以下の条件を満たす必要があります。まず、Bell麻痺、Hunt症候群、外傷性顔面神経麻痺のいずれかであること。また、発症してから2週間から4ヶ月以内であること、顔面表情筋スコアが10/40以下であるか、またはHouse-Brackmann法でgradeⅤ以上であること、誘発筋電図検査の振幅が患側/健側比で10%以下であること、そして文章により患者または代諾者の同意が得られていることです。ただし、以下の条件を満たす人は参加できません。悪性腫瘍の既往がある人や現在治療中の人、妊婦または妊娠している可能性のある女性、授乳中の人、慢性腎不全または肝不全の人、免疫不全患者、顔面神経減荷術を希望しない人、ゼラチンやトラフェルミンにアレルギーの既往がある人です。
この治験は、介入研究と呼ばれる種類の研究で、フェーズ2という段階にあります。対象疾患は、Bell麻痺、Hunt症候群、外傷性顔面神経麻痺です。治験の主な目的は、発症後1年後の治癒率を調べることです。治癒基準は、House-Brackmann法でgradeⅡ以下、あるいは柳原法で32点以上とします。また、発症半年後の治癒率や、FaCE Scaleのスコア、後遺症発症率、純音聴力検査における聴力閾値の変化なども評価します。
介入研究
1. 発症1年後の治癒率。
治癒基準はHouse-Brackmann法でgradeⅡ以下、あるいは柳原法で32点以上とする。
1. 発症半年後の治癒率。治癒基準はHouse-Brackmann法でgradeⅡ以下、あるいは柳原法で32点以上とす
る。
2. 発症半年後と1年後のFaCE Scaleのスコア。
3. 発症1年後の後遺症発症率。
4. 純音聴力検査における聴力閾値の変化
フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象
トラフェルミン、ゼラチンハイドロゲル
フィブラスト®スプレー、Genocel®
愛媛大学医学部附属病院
愛媛県東温市志津川454
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