
この治験の目的は、角膜に傷が残って視力が低下している大人を対象に、ロサルタンという目薬を6か月間使って、その効果や安全性を調べることです。具体的には、視力の変化や傷の状態を観察し、治療後も3か月間効果が続くかどうかを確認します。この研究は、角膜の傷に対する新しい治療法を探るもので、将来的により大規模な試験を行うための基礎を築くことを目指しています。
男性・女性
18歳以上
上限なし
治験についての説明をわかりやすくお伝えしますね。 ### 研究の目的 この治験は、特定の目の病気である「角膜瘢痕」という状態を改善するための新しい治療法を試すためのものです。 ### 研究の種類 この研究は「介入研究」と呼ばれ、特定の治療を受けるグループと受けないグループを比較して、その効果を調べます。 ### 研究の段階 現在、この治験は「フェーズ2」と呼ばれる段階にあります。これは、治療法の効果と安全性をさらに詳しく調べる段階です。 ### 対象となる病気 この治験では、目の角膜に瘢痕(傷跡)ができている患者さんが対象です。 ### どのように効果を測るのか 1. **主な評価方法**: 治療を始める前と6か月後に、視力がどれだけ改善したかを測ります。視力は特別な単位(logMAR)で表されます。 2. **その他の評価方法**: - 治療前と1、3、6、9か月後に、目の写真や検査を通じて角膜瘢痕の状態を観察します。 - 瘢痕の深さや厚さ、広がりを調べるために、特別な機械(OCT)を使います。 - 角膜の厚さや形、視力に影響を与える要素も測定します。 - 患者さんが感じる目の不快感やまぶしさなどの症状についても、定期的に聞き取り調査を行います。 ### 治療の実施状況 - 治療を6か月間きちんと続けられた割合や、治療を中止した理由なども調べます。 ### 安全性の評価 治療中に起こる可能性のある副作用(目の傷、感染、アレルギー反応など)についても注意深く観察します。 この治験は、角膜瘢痕の治療に役立つ新しい方法を見つけるために重要なステップです。もし何か質問があれば、遠慮なく聞いてくださいね。
介入研究
ベースラインから6か月時点までの最良矯正視力(logMAR換算)の変化量。
ベースラインから各評価時点(1、3、6、9か月)における前眼部写真および細隙灯所見上の角膜瘢痕の推移
ベースラインから各評価時点(1、3、6、9か月)における前眼部OCTにおける瘢痕の深さ・厚み・範囲の形態学的所見の推移
ベースラインから各評価時点(1、3、6、9か月)における角膜厚、角膜乱視等の角膜形状・屈折関連指標の推移
各評価時点(0、1、3、6、9か月)における霧視・羞明等の自覚症状の有無及び変化(問診により聴取・記録。探索的評価項目)
被験治療完遂割合(6か月間の点眼を規定どおり完了した割合)、点眼アドヒアランス、中止・脱落の割合及び理由を、実施可能性に関する探索的評価として集計・報告する。
安全性評価(角膜上皮障害、前眼部感染・炎症徴候、眼圧変動、アレルギー反応、全身症状等の有害事象)
フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象
ロサルタン点眼液
ロサルタン点眼薬(0.08 %)
岡山大学病院
岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1
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