特定臨床研究
スチル病患者における5-ALA内服によるステロイド減量効果の検討
目的
この治験は、ステロイドで治療中の成人発症スチル病患者に、新しい薬を追加してステロイドを減らすことができるかどうかを調べるものです。臨床評価項目を使用して評価します。
対象疾患
参加条件
この治験に参加するための条件は、20歳以上で、男性でも女性でも参加できます。ただし、外来で診察を受けている、山口の基準(1992年)によって診断されたAOSD患者で、プレドニゾロン(PSL)換算で5 mg/日以上、30 mg/日以下の経口ステロイドを服用している患者が対象です。また、治験に参加する前8週間以上、同量の経口ステロイドを服用し、他の免疫抑制剤や生物学的製剤の新規開始や用量変更がない患者が対象です。さらに、治験に参加するためには、患者本人が十分な説明を受け、理解した上で自由意思によって同意書に署名する必要があります。 一方、治験に参加できない患者には、AOSDが重症度分類で重症に分類される患者、5-ALA/SFCを服用したことがある患者、授乳中、妊婦、または妊娠を希望している患者、または避妊することに同意できない患者が含まれます。また、研究責任医師が研究対象者として不適当と判断した患者も除外されます。
治験内容
この治験は、成人発症スチル病という病気について研究するものです。治験のタイプは介入研究で、研究対象者には特定の治療法を試します。主要な結果評価方法は、試験開始後に再発や増悪がなく、ステロイドの減量が維持できている研究対象者の数です。また、試験開始時から中止時までの臨床症状や検査値の変化も評価します。これらの情報は、治験の効果を評価するために必要なものです。
AI 要約前の参加条件
介入研究
主要結果評価方法
試験開始後再燃/増悪なくPSL減量が維持できている研究対象者の数
第二結果評価方法
・試験開始時、4週時、10週時、16週時、中止時の臨床症状(発熱、関節症状、皮疹、リンパ節腫大)の有無
・試験開始時、4週時、10週時、16週時、中止時のSystemic feature scoreに基づく検査値(WBC、Hb、Plt、CRP、ESR)異常の有無
・試験開始時、16週時、中止時のSystemic feature score
・試験開始時、4週時、10週時、16週時、中止時の投与開始日からの医師VASの変化量
・試験開始時、4週時、10週時、16週時、中止時の投与開始日からの患者VASの変化量
・試験開始時、4週時、10週時、16週時、中止時の投与開始日からの検査値(WBC、Hb、Plt、CRP、ESR、フェリチン)の変化量
治験フェーズ
情報なし:
利用する医薬品等
一般名称
5-アミノレブリン酸リン酸塩/クエン酸第一鉄ナトリウム
販売名
ALALabo
実施組織
長崎大学病院
長崎県長崎市坂本1-7-1
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