生体肝移植を受ける患者に、健康な人の腸内細菌を移植する治験が行われます。この治験では、手術前後の腸内細菌の変化や、移植が合併症や拒絶反応の抑制につながるかどうかを調べます。
この治験に参加できる人は、18歳以上で65歳以下の男性や女性です。ただし、肝移植が必要な成人症例に限ります。参加できない人は、18歳未満の人や、術前入院が必要な人、術前のMELDスコアが20以上の人、ドナー便でESBL産生菌が陽性の人、または試験医師が参加を不適当と判断した人です。
この治験は、肝移植を受けた成人症例を対象にしています。治験の目的は、生体肝移植後1年以内に感染症が起こるかどうかを調べることです。また、術後1年の患者生存率や拒絶反応の程度、肝機能、合併症、腸内細菌叢の変化、FMTの有害事象なども評価します。この治験は、介入研究であり、フェーズ2に属します。
介入研究
生体肝移植後1年以内の感染症の種類と有無
① 術後1年患者生存率
② 拒絶反応の有無と程度
③ 術後肝機能
④ 術後合併症
⑤ 腸内細菌叢の変化
⑥ FMTの有害事象
フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象
生体肝移植ドナーの腸内細菌
なし
国立大学法人琉球大学
沖縄県西原町字上原207番地
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