HDC/ASCT適応rrDLBCLを対象とした臨床試験

臨床研究

目的

再発又は再燃びまん性大細胞型B細胞リンパ腫患者を対象として、ベンダムスチン塩酸塩( 120mg/m2/日の2日間連日点滴静脈内投与)及びリツキシマブ(375 mg/m2の点滴静脈内投与)を投与し、顆粒球コロニー刺激因子(G-CSF)及びプレリキサホル併用時の造血幹細胞の動員及び有効性と安全性を検討する。

基本情報

募集ステータス
募集中


フェーズ2

参加条件

性別

男性・女性


年齢

20歳 以上70歳 以下


選択基準

1. 中央病理組織診(WHO分類改訂第4版,2017年)により,びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL, NOS)であることが確認されている患者(形質転換型リンパ腫は除く).2. 免疫組織染色又はフローサイトメトリーにより,腫瘍細胞にCD20陽性が確認されている患者.3. 一次治療として標準的なR-CHOP療法又はこれに類する治療が実施された後、病勢進行を認める,再発又は再燃DLBCL患者.4. HDC/ASCTを希望する患者.5. 測定可能病変(CTによる長径:>1.5 cm)を有する患者.6. 少なくとも3カ月以上の生存が期待できる患者.7. 同意取得時の年齢が20歳以上の患者.8. 症例登録時の年齢が70歳以下の患者.9. Performance Status(P.S.) が0~2の患者.10. 前治療から再発又は再燃まで6ヶ月以上の患者.11. 主要臓器(骨髄、心、肺、肝、腎など)の機能が十分に保持されている患者.好中球数: 1,500 /mm3以上.血小板数: 100,000 /mm3以上.AST (GOT): 各施設の基準値上限の2.5倍未満.ALT (GPT): 各施設の基準値上限の2.5倍未満.・ 総ビリルビン: 各施設の基準値上限の1.5倍未満.・ 経皮的動脈血酸素飽和度SpO2 ≧95%又は動脈血酸素分圧PaO2 ≧65 mmHg .・ 心電図に治療を要する異常所見がない.・ 心エコーによる左室駆出率(LVEF):55%以上.12. 患者本人より、本研究への参加について自由意思による文書同意が得られた患者.


除外基準

1. 前治療(抗腫瘍効果を目的とした副腎皮質ホルモン剤(経口・注射剤のみ)の単独療法を含む癌化学療法抗体療法及び放射線療法)終了後の無治療期間が3週間未満の患者。2. 同意取得時HDC/ASCTの適応とならない患者。3. 過去に救援化学療法及びHDC/ASCTが実施された患者。4. 加齢、臓器機能低下、併存疾患等の医学的理由から2剤以上の抗がん化学療法薬の併用による救援化学療法の実施は困難と判断される患者。5. 過去に実施されたいずれの治療に対しても、PR以上の奏効が得られていない患者。6. 前治療歴が3レジメン以上の患者。7. 中枢神経系への浸潤又はそれを疑わせる臨床症状を有する患者。8. 重篤な活動性の感染症(抗生剤、抗真菌剤又は抗ウイルス剤の静脈内投与を必要とする)を有する患者。9. 肝硬変など重篤な肝疾患を有する患者。10. 中等度以上の腎障害(クレアチニンクリアランス50ml/分以下)の患者。11. 重篤な心疾患(例:心筋梗塞、虚血性心疾患)の合併症あるいは既往歴を有する患者。ただし、不整脈については、登録時に治療を必要としていない場合、登録可とする。12. 重篤な消化器症状(高度又は重度の悪心・嘔吐あるいは下痢など)を有する患者。13. 悪性胸水、心嚢水又は腹水貯留を有する患者。14. HBs抗原、HCV抗体又はHIV抗体陽性を示す患者(HBs抗原陰性でHBs抗体又はHBc抗体が陽性の場合、HBV-DNAを測定し陽性を示す患者。HCV抗体が陽性の場合、HCV-RNAを測定し陽性を示す患者)。15. 重篤な出血傾向(播種性血管内凝固症候群(DIC)など)を有する患者。16. 間質性肺炎肺線維症、慢性閉塞性肺疾患を有する患者、又は過去に認められた患者。17. 活動性重複癌を有する患者又は過去5年以内に他の悪性腫瘍の既往を有する患者。ただし、皮膚の基底細胞癌、有棘細胞癌又は子宮頸部の上皮内癌は除く。18. 自己免疫性溶血性貧血を有する患者又は過去に認められた患者。19. 過去にベンダムスチン塩酸塩を投与された患者。20. 本研究の登録時検査実施前2週間以内に、G-CSF、エリスロポエチンなどのサイトカイン製剤の投与又は輸血を受けた患者。21. 本研究の登録前3カ月以内に試験中の薬剤又は未承認薬剤の投与を受けた患者。22. 過去に本研究薬と類似した薬剤(アルキル化剤、プリンヌクレオシド誘導体)においてアレルギーを示した患者。23. 過去にベンダムスチン塩酸塩、プレリキサホルまたはフィルグラスチムに過敏症等の重篤な反応を示した患者。24. リツキシマブ抵抗性または不耐容の患者。25. 過去に同種造血幹細胞移植を受けた患者。26. 過去に放射免疫療法を受けた患者。27. 妊婦又は妊娠している可能性のある患者、授乳中の患者。28. 男性は、投与中及び投与終了後6カ月間、女性は、投与中及び月経のある女性については、投与終了後3カ月間、避妊することに承諾できない患者。29. 薬物アレルギー等により、投与前処置薬の投与が不可能な患者。30. その他、研究責任医師又は研究分担医師が不適当と判断した患者。

治験内容

介入研究


主要結果評価方法

「Revised Response Criteria for Malignant Lymphoma(2007)」による救援化学療法3 サイクル後での造血幹細胞の採取に成功した患者の割合で補正した奏効率


第二結果評価方法

1. 救援化学療法2 サイクル後、「Revised Response Criteria for Malignant Lymphoma(2007)」による完全寛解率(Complete Response率:CR率)2. 救援化学療法2 サイクル後、「Revised Response Criteria for Malignant Lymphoma(2007)」による奏効率(Overall Response Rate:ORR)3. アフェレーシス2日以内でCD34陽性細胞の目標採取率2×106cells/kgに到達した患者の割合4. CD34陽性細胞の目標採取率2×106cells/kg以上の採取に要したアフェレーシスの実施日数

利用する医薬品等

一般名称

ベンダムスチン塩酸塩、ベンダムスチン塩酸塩、ベンダムスチン塩酸塩水和物、リツキシマブ(遺伝子組換え)製剤 等、リツキシマブ (遺伝子組換え)製剤 等、フィルグラスチム (遺伝子組換え) 等、フィルグラスチム(遺伝子組換え) 等、フィルグラスチム(遺伝子組換え) 等、フィルグラスチム(遺伝子組換え) 等、フィルグラスチム(遺伝子組換え) 等、フィルグラスチム(遺伝子組換え) 等、プレリキサホル


販売名

トレアキシン®点滴静注用25mg、トレアキシン®点滴静注用100mg、トレアキシン®点滴静注液100mg/4ml、リツキサン®点滴静注100mg 、リツキサン®点滴静注500mg、グラン®注射液75、グラン®注射液150、グラン®注射液M300、グラン®シリンジ75、グラン®シリンジ150、グラン®シリンジM300、モゾビル®皮下注24mg

組織情報