特定臨床研究
再発・再燃びまん性大細胞型B細胞リンパ腫に対する、自家造血幹細胞移植併用大量化学療法の適応となる、ベンダムスチンとリツキシマブ併用の第Ⅱ相臨床試験
目的
この治験は、再発又は再燃びまん性大細胞型B細胞リンパ腫患者に対して、特定の薬剤を投与することで、造血幹細胞の動員及び有効性と安全性を検討するものです。
対象疾患
参加条件
この治験に参加するための条件は、20歳以上70歳以下の男性または女性で、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL, NOS)であることが確認されている患者で、標準的な治療を受けた後に再発または再燃が認められた患者です。また、治療を受けるために必要な臓器の機能が十分に保たれていること、そして治験に参加することに自由意思で同意していることが必要です。ただし、過去に特定の治療を受けたことがある、あるいは他の病気を持っているなどの理由で、参加できない場合もあります。
治験内容
この治験は、再発又は再燃びまん性大細胞型B細胞リンパ腫という病気を対象に、新しい治療法の効果を調べるものです。治験のフェーズは2で、介入研究と呼ばれるタイプの研究です。主要な結果評価方法は、救援化学療法3サイクル後での造血幹細胞の採取に成功した患者の割合で補正した奏効率です。また、第二の結果評価方法として、救援化学療法2サイクル後の完全寛解率や奏効率、CD34陽性細胞の目標採取率などがあります。
AI 要約前の参加条件
介入研究
主要結果評価方法
「Revised Response Criteria for Malignant Lymphoma(2007)」による救援化学療法3 サイクル後での造血幹細胞の採取に成功した患者の割合で補正した奏効率
第二結果評価方法
1. 救援化学療法2 サイクル後、「Revised Response Criteria for Malignant Lymphoma(2007)」による完全寛解率(Complete Response率:CR率)
2. 救援化学療法2 サイクル後、「Revised Response Criteria for Malignant Lymphoma(2007)」による奏効率(Overall Response Rate:ORR)
3. アフェレーシス2日以内でCD34陽性細胞の目標採取率2×106cells/kgに到達した患者の割合
4. CD34陽性細胞の目標採取率2×106cells/kg以上の採取に要したアフェレーシスの実施日数
治験フェーズ
フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象
利用する医薬品等
一般名称
ベンダムスチン塩酸塩、ベンダムスチン塩酸塩、ベンダムスチン塩酸塩水和物、リツキシマブ(遺伝子組換え)製剤等、リツキシマブ (遺伝子組換え)製剤等、フィルグラスチム (遺伝子組換え)等、フィルグラスチム(遺伝子組換え)等、フィルグラスチム(遺伝子組換え)等、フィルグラスチム(遺伝子組換え)等、フィルグラスチム(遺伝子組換え)等、フィルグラスチム(遺伝子組換え)等、プレリキサホル
販売名
トレアキシン®点滴静注用25mg、トレアキシン®点滴静注用100mg、トレアキシン®点滴静注液100mg/4ml、リツキサン®点滴静注100mg、リツキサン®点滴静注500mg、グラン®注射液75、グラン®注射液150、グラン®注射液M300、グラン®シリンジ75、グラン®シリンジ150、グラン®シリンジM300、モゾビル®皮下注24mg
実施組織
埼玉医科大学病院
埼玉県入間郡毛呂山町毛呂本郷38
同じ対象疾患の治験
- 80歳以上の未治療の大きなB細胞リンパ腫に対する治療の効果と安全性を検証する研究
- 中枢神経系再発リスクが高い未治療の大細胞型B細胞リンパ腫に対する治療法のランダム化第III相試験に、中枢神経系再発予防を組み込んだもの
- 再発または難治性のびまん性大細胞型B細胞リンパ腫患者に対する、オビヌツズマブとPF-07901801の併用投与による治験
- 未治療の大細胞型B細胞リンパ腫患者に対するポラツズマブ ベドチン+R-CHP療法の効果と安全性を調べる研究(POLASTAR)
- KTE-C19の市販用製品における第IIIb相試験:添付文書に記載された適応患者を対象とした研究
- 非ホジキンリンパ腫治療の新薬Tafasitamabの効果を調べる日本人患者を対象にした治験
お医者さまへ
治験の詳細を確認し、患者の方に合致しているかを診断してください
ご確認後、連絡が適切だと判断された場合は上記のお問い合わせ情報から担当の方にご連絡ください
治験を募集している方ですか?
Kibou は治験の募集・情報提供をすることを目的としたプラットフォームです。 治験情報の提供や、被験者の募集について詳しい資料の請求はお問い合わせフォームからお問い合わせください。