特定臨床研究
内視鏡検査中の患者における高二酸化炭素血症予防について、鼻からの高流量酸素療法を検討する治験
目的
治験の目的は、静脈麻酔下で内視鏡的逆行性胆道膵管造影患者(ERCP)などを行う患者で起こりうる高二酸化炭素血症を防止するために、Nasal High Flowの使用が有効かどうかを調べることです。
対象疾患
参加条件
この治験に参加するための条件は、20歳以上85歳未満の成人で、男性でも女性でも参加できます。ただし、入院している患者のみが参加できます。また、治験に参加する前に、患者本人が十分な説明を受け、理解した上で自由意思で同意書に署名する必要があります。 一方、治験に参加できない人もいます。例えば、在宅酸素療法を受けている人や、鼻呼吸ができない人、抗血栓薬の減量・中止ができない人、気胸の既往がある人、新型コロナウイルスの陽性患者などは参加できません。また、研究責任者が不適当と判断した場合も参加できません。
治験内容
この治験は、胆道疾患を持つ人を対象に、静脈麻酔を行う際に二酸化炭素や酸素の濃度を測定し、それらの値がどの程度影響を与えるかを調べるものです。具体的には、高二酸化炭素血症や低酸素血症の発生割合や持続時間、麻酔深度評価や投与量を評価します。治験のタイプは介入研究です。
AI 要約前の参加条件
介入研究
主要結果評価方法
1)静脈麻酔時に経皮的二酸化炭素濃度の最大値が60mmHg以上(PaCO2>55mmHgに相当)を示す著しい高二酸化炭素血症の発生割合
2)静脈麻酔時の単位時間あたりの経皮的二酸化炭素濃度の曲線下面積(AUC)
3)静脈麻酔時に経皮的二酸化炭素濃度の最大値が50mmHg以上(PaCO2>45mmHgに相当)を示す中等度の高二酸化炭素血症の持続時間
4)静脈麻酔時に経皮的酸素飽和度の値が90%以下を示す低酸素血症の発生割合
第二結果評価方法
1)麻酔深度評価(Ramsay scale)
2)麻酔投与量
治験フェーズ
情報なし:
利用する医薬品等
利用する薬品情報はありません
実施組織
長崎大学病院
長崎県長崎市坂本1−7−1
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