この治験は、全身麻酔下で口腔外科手術を受けた患者の呼吸管理について、従来の酸素投与に代わって高流量の空気を投与するNHFを使用することで、術後の低酸素血症を防止できるかを調べるものです。
この治験に参加するための条件は、18歳以上85歳未満の成人で、男性でも女性でも参加できます。入院している患者で、治験について十分な説明を受け、理解した上で自分自身の自由意思で同意書に署名できる人が対象です。ただし、酸素療法を受けている人や、鼻呼吸ができない人、抗血栓薬を中止できない人、気胸の既往がある人、麻薬を必要とする人、顎骨の大きな手術を受けた人、または研究責任医師が不適当と判断した人は参加できません。また、新型コロナウイルスのPCR検査で陽性の人も参加できません。
この治験は、口腔外科疾患に対する新しい治療法の研究です。治療法を試すために、患者さんに介入を行います。治療の効果を評価するために、患者さんの血液中の酸素や二酸化炭素の濃度、呼吸数、酸素飽和度などを観察します。また、治療によって高CO2血症や酸素投与が必要な状態が改善されるかどうかも調べます。第二の評価方法はありません。
介入研究
1) tcpO2の時間加重平均値(観察期間中の平均分圧)
2) tcpCO2の時間加重平均値(観察期間中の平均分圧
3)SpO2の時間加重平均値(観察期間中の平均酸素飽和度)
4)呼吸数の時間加重平均値(観察期間中の平均呼吸数)
5) tcpCO2が60mmHg以上(PaCO2>55mmHgに相当)を5分以上持続する著しい高CO2血症の発生割合
6)tcpCO2が50mmHg以上(PaCO2 > 45mmHgに相当)を示す中等度の高CO2血症の発生割合
7)SpO2が90%以下に低下し、酸素投与を必要とした割合
なし
情報なし:
利用する薬品情報はありません
長崎大学病院
長崎県長崎市坂本1−7−1
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