この治験は、小児患者が口蓋扁桃摘出術やアデノイド切除術を受ける際に、超音波ガイド上顎神経ブロックが鎮痛効果があるかどうかを調べることを目的としています。
この治験に参加できるのは、3歳から7歳までの男女の小児患者さんです。口蓋扁桃摘出術やアデノイド切除術を受ける必要があります。ただし、アナペイン(ロピバカイン)にアレルギーがある人や、上顎神経ブロックをする部位に異常がある人は参加できません。また、担当医師や研究責任者が不適当と判断した場合も参加できません。
この治験は、扁桃摘出術やアデノイド切除術を受ける患者さんを対象に行われます。治験のタイプは介入研究で、患者さんに特定の治療を行い、その効果を調べます。主要な評価方法は、手術直後やその後の時間ごとにFLACCスコアという評価方法を使います。また、術中に使用するオピオイドの量や、患者さんの痛みの程度を評価するCHEOPSスコアやフェイススケール、母親の満足度なども評価します。さらに、患者さんがレスキュー鎮痛薬を使用するまでの時間や、使用回数、飲水や摂食までの時間、そして有害事象の発生率も調べます。
介入研究
術直後、2時間後、4時間後、24時間後のFLACCスコア
・ 術中のオピオイド使用量(フェンタニル、レミフェンタニル)
・ 術直後、2時間後、4時間後、24時間後のCHEOPSスコア
・ 術直後、2時間後、4時間後、24時間後のフェイススケール
・ 術24時間後の母親の満足度(NRS:0-10点)
・ 術後最初にレスキュー鎮痛薬を使用するまでの時間
・ 術後24時間のレスキュー鎮痛薬使用回数
・ 術後飲水までの時間
・ 術後摂食までの時間
・ 有害事象発生率(嘔気・嘔吐、低酸素イベント(SpO2<92%)、気管挿管・人工呼吸管理を要する気道関連の有害事象)
情報なし:
ロピバカイン
アナペイン
札幌医科大学
北海道札幌市中央区南1条西16丁目
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