
この治験の目的は、もやもや病という病気の症状を和らげるために、特定の低周波治療器を使った治療の効果や安全性を調べることです。具体的には、痛みを伴う病気に対して保険が適用されている治療器を使用し、症状の改善や副作用の有無を評価します。この研究を通じて、低周波治療がもやもや病にどれだけ役立つかを確認し、実際の治療に使えるかどうかを探ります。
治験に参加するための条件について、わかりやすく説明しますね。 ### 参加できる人 1. **年齢**: 18歳以上の方なら誰でも参加できます。 2. **性別**: 男性でも女性でも大丈夫です。 ### 参加するための条件 この治験に参加するには、以下の条件をすべて満たす必要があります。 - **通院または入院**: 2028年3月31日までに、北海道大学病院の脳神経外科に通院または入院している「もやもや病」という病気の患者さんであること。 - **同意**: 参加する前に、治験について十分な説明を受けて、自分で理解し、参加することに同意したことが必要です。 ### 参加できない人 次の条件に当てはまる方は、残念ながら参加できません。 1. 進行中の脳の病気がある方 2. 迷走神経刺激療法を受けている方 3. 重い心臓や血管の病気の経験がある方 4. グリセリンにアレルギーがある方 5. 現在、がんがある方 6. 妊娠中または授乳中の方 7. 金属に反応して皮膚に問題が出たことがある方 8. 心臓ペースメーカーや除細動器を使っている方 9. その他、研究の責任者が参加に不適当と判断した方 このような条件がありますので、自分が参加できるかどうかを考えてみてください。もし不明な点があれば、遠慮なく質問してくださいね。
治験の内容をわかりやすく説明しますね。 ### 研究の目的 この治験は「もやもや病」という病気に対する新しい治療法を試すための研究です。具体的には、低周波治療という方法を使って、その効果を調べます。 ### 研究の種類 この研究は「介入研究」と呼ばれ、患者さんに新しい治療を行い、その結果を観察します。 ### 治験の段階 この治験は「フェーズ1」と呼ばれる段階で行われています。これは、新しい治療法が安全かどうかを最初に確認するための段階です。 ### どのように評価するのか 治療の効果を評価するために、以下の方法を使います: 1. **主要な評価方法**: 治療を受ける前と5日後に、体の免疫や炎症の状態を示す指標(Systemic immune-inflammation index)がどれだけ変わったかを見ます。 2. **その他の評価方法**: - 低周波治療中に副作用が出たかどうかを確認します。 - 治療後に一時的な神経の問題がどれくらい起こったかを調べます。 - 治療前と5日後の生活の質を示すスコア(EQ-5D-5L)がどれだけ変わったかを見ます。 - 治療前後での免疫や炎症の状態の変化を調べます。 - 脳の異常(過灌流、脳浮腫、脳出血など)がどれくらい起こったかを確認します。 - 治療中の生活の質(Barthel index)の変化を追います。 - 治療中に症状が悪化することがあったかどうかを調べます。 - 自律神経の働きについても評価します。 - 治療前後で免疫細胞や炎症に関する遺伝子の変化を調べ、病気との関連を確認します。 ### まとめ この治験は、もやもや病に対する新しい治療法が安全で効果的かどうかを調べるために行われます。治療の前後での体の変化を詳しく観察し、患者さんの健康にどのように影響するかを理解することが目的です。
介入研究
治療前と治療後(5日)のSystemic immune-inflammation indexの変化量
① 低周波治療施行における有害事象等の発生の有無
② 一過性局所神経脱落症状の出現頻度
③ 低周波治療施行前後の治療開始前と5日目のEQ-5D-5Lの各スコアの変化量
④ Systemic immune-inflammation indexの術前と特定の術後時点(1日・5日・10日)の変化量
⑤ 過灌流、脳浮腫、脳出血、脳虚血、神経脱落症状の発生件数
⑥ 低周波治療中、治療開始前から30日目までのBarthel indexの変化量
⑦ 低周波治療中、治療開始前から30日目までの増悪発作の有無
⑧ 低周波治療中、自律神経機能指標(LF(交感神経)・HF(副交感神経)・TP(自律神経全体の活動量))
⑨ 低周波治療の前後における免疫細胞の局在、炎症によって発現誘導される分子群の発現陽性、発現強度、疾患関連遺伝子バリアントの有無と病態の関連の有無。炎症の状態と臨床病理学的因子およびその他解析分子の発現状態間の相関。
フェーズ1: 健康な成人が対象
利用する薬品情報はありません
北海道大学病院
北海道札幌市北区北14条西5丁目
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