この治験は、歯がない人に対して、補綴治療と食事指導が栄養状態にどのような影響を与えるかをランダムに比較するものです。
男性・女性
下限なし
上限なし
この治験は、上顎または下顎の歯がない人を対象に、義歯を作って食事指導を行うことで、栄養状態が改善されるかどうかを調べるものです。治験に参加する人は、義歯を作って食事指導を受けるグループと、食事指導のみを受けるグループに分かれます。治験の結果は、血液検査や体格指数、食事摂取量の評価、生活環境の評価、義歯の質の評価、口腔関連のQoL評価、咀嚼機能の評価などで行われます。治験に参加することで、義歯を作って食事指導を受けることで、健康な食生活を送ることができるかどうかを調べることができます。
介入研究
食事指導に加えて義歯製作を行うことが、より大きな栄養状態の改善が得られるのかどうかを検討するため、義歯製作後に食事指導を行なった場合(A群、ベースライン〜義歯製作~食事指導後)と、食事指導のみ行なった場合(B群、ベースライン〜食事指導後)で、ベースラインからの栄養状態(血清アルブミン値)の変化量を比較する。
1)栄養状態の評価
・血液検査
プレアルブミン、血清総タンパク、コリンエステラーゼ、総コレステロール、亜鉛、血清カルシウム、葉酸、レチノール結合タンパク、トランスフェリン、HDL/LDLコレステロール、白血球数、白血球像、末梢血総リンパ球数、血色素量、血清ビタミンC、アミノ酸分析(全種)、C反応性タンパク
・体格指数(Body mass index:BMI):身長と体重より算出する。
・食事摂取量の評価:
簡易栄養状態評価表(Brief-type self-administered Diet History Questionnaire:BDHQ)
2)生活環境の評価:自己記入式質問票
3)義歯の質の主観的評価(患者,歯科医師):審美性と安定性に関するVisual Analog Scale(VAS)評価
4)口腔関連QoLの評価:
口腔に関わるQoL評価質問票(Oral Health Impact Profile:OHIP)
5)咀嚼機能の評価:グミゼリー咀嚼によるグルコース溶出量、咬合力、咬合接触面積
情報なし:
利用する薬品情報はありません
昭和大学歯科病院補綴歯科
東京都大田区北千束2-1-1
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