強迫性障害患者の脳の特定の部位に異常な結合があることが分かっており、その治療法について研究されているが、一般的な治療薬であるフルボキサミンがどのように影響するかを調べるための治験を行う。
この治験に参加するための条件は、20歳以上65歳以下で、男性でも女性でも参加できます。強迫性障害の患者で、京都府立医科大学附属病院精神科・心療内科外来に通院している人が参加できます。また、過去に大うつ病性障害の既往がなく、他にも重大な精神神経的、身体的合併症を持っていない人も参加できます。健康な人も参加できますが、精神疾患の既往がなく、強迫性障害患者と年齢性別を一致させた人に限ります。参加する前に、治験の内容を理解し、自発的に同意書に署名する必要があります。MRI装置の高磁場の影響をうける機器を身体に装着している人や、担当医師が不適切と判断した人は参加できません。
この治験は、強迫性障害の治療方法を研究するものです。治験の種類は「介入研究」で、フェーズ4と呼ばれる段階で行われます。治験の主な目的は、脳の機能や構造に関する画像を使って、治療の効果を評価することです。また、強迫症状の重症度や、脳内の物質の濃度も評価します。治験に参加することで、強迫性障害の治療方法についての新しい知見が得られるかもしれません。
介入研究
安静時脳機能画像と拡散テンソル画像で解析する前頭葉眼窩面から腹側線条体への機能的・構造的結合の強さ
強迫症状重症度(Y-BOCS)、セロトニン、ドパミン、グルタミン酸とその前駆物質、代謝産物の濃度
フェーズ4: 市販薬の再調査
フルボキサミン
デプロメールないしフルボキサミンマレイン酸塩錠等
京都府立医科大学附属病院
京都府京都市上京区河原町通広小路上る梶井町465
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