この治験の目的は、医療機関でのHALの実際の使用状況を調査し、疾患ごとに最適な使用タイミングや頻度などのパラメータを検討し、長期的な効果を最大化するための標準的な使用方法を明らかにすることです。
治験に参加するための条件は、年齢に制限がありません。男性でも女性でも参加することができます。
この治験は、歩行機能が低下した患者を対象に行われます。具体的には、脊髄性筋萎縮症、筋萎縮性側索硬化症、シャルコー・マリー・トゥース病など、8つの疾患に診断された患者や、これらの病気と似た症状を持つ患者が対象です。治験では、HALという医療用下肢タイプを使用して、歩行運動療法を行います。主な評価方法は、2分間歩行テストで最速に歩行した距離や、10m歩行テストで最大歩行速度や平均歩幅、徒手筋力テストなどがあります。また、Barthel indexや日本語版DRS、体重、血中クレアチンキナーゼ値も評価されます。
観察研究
HALを使用した歩行運動療法の実施状況2分間歩行テスト;2分間を最速に歩行した歩行距離(m)
10m歩行テスト;最大歩行速度(m/s)、その時の平均歩幅(m/step)、ケイデンス(step/s)
徒手筋力テスト;股関節屈曲、股関節伸展、膝関節屈曲、膝関節伸展、足関節背屈、足関節底屈の左右
Barthel index
日本語版DRS
体重
血中クレアチンキナーゼ値
情報なし:
利用する薬品情報はありません
独立行政法人国立病院機構新潟病院
〒945-8585 新潟県柏崎市赤坂町3-52
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