フィラデルフィア染色体陰性B前駆細胞性急性リンパ芽球性白血病(B-ALL)と新規に診断された日本人成人患者を対象として、新しい治療薬であるブリナツモマブの安全性、忍容性、および薬物動態を調査するための第Ib相非盲検試験を行う。
男性・女性
18歳以上
70歳以下
この治験は、B前駆細胞性急性リンパ芽球性白血病という病気を対象として行われています。治験のタイプは介入研究で、フェーズ1という段階に進んでいます。 主な評価方法として、治験治療中に発生した有害事象(TEAE)や注目すべき有害事象(EOI)が調査されます。有害事象とは、治験薬の投与後に起こる好ましくない医療上の事象のことで、重篤な有害事象(SAE)は生命を脅かす可能性があるものです。 さらに、治験薬の濃度やクリアランス、微小残存病変の達成率、血液学的完全寛解や部分的な末梢血球数の回復なども評価されます。これらの結果を通じて、治験薬の効果や安全性を評価し、新しい治療法の開発に役立てることが目的です。
介入研究
1. 治験治療下で発現した有害事象(TEAE)が認められた被験者数[最長約31週間]
有害事象(AE)とは、治験薬との因果関係の有無にかかわらず、被験者に発現したあらゆる好ましくない医療上の事象をいう。TEAEとは、被験者が治験薬の投与を受けた後に発現した事象である。重篤な有害事象(SAE)とは、医薬品が投与された際に生じたあらゆる好ましくない医療上の事象のうち、直ちに生命を脅かすもの、治療のため入院又は入院期間の延長が必要となるもの、永続的又は顕著な障害・機能不全に陥るもの、先天異常を来すものである。
2. 注目すべき有害事象(EOI)を発現した被験者数[最長31週間]
1. ブリナツモマブの定常状態における濃度(Css)[Day 1、Day 2、Day 3、Day 29の治験薬投与前、治験薬投与2、6時間後]
2. ブリナツモマブのクリアランス(CL)[Day 1、Day 2、Day 3、Day 29の治験薬投与前、治験薬投与2、6時間後]
3. ブリナツモマブの各サイクル後に得られた微小残存病変(MRD)を達成した被験者数[サイクル1~4:Day 29(各サイクルは6週間)]
4. 血液学的完全寛解(CR)を達成した被験者数[サイクル1~4:Day 29(各サイクルは6週間)]
5. 部分的な末梢血球数の回復を伴う血液学的CR(CRh)を達成した被験者数[サイクル1~4:Day 29(各サイクルは6週間)]
フェーズ1: 健康な成人が対象
ブリナツモマブ(遺伝子組換え)
ビーリンサイト点滴静注用35μg
アムジェン株式会社
東京都港区赤坂9-7-1ミッドタウン・タワー
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