進行/再発淡明細胞型腎細胞癌(ccRCC)及び低酸素誘導因子(HIF)2α 安定化変異を有する悪性腫瘍患者を対象としたDFF332 単剤並びにエベロリムス又はがん免疫療法(IO)剤との併用による第I/Ib 相,オープンラベル,多施設共同試験

治験

目的

DFF332のヒト初回投与(FIH)試験の目的は,進行/再発ccRCC成人患者を対象に,DFF332単剤投与,エベロリムスとの併用投与,並びにスパルタリズマブ及びNIR178との併用投与時の安全性,忍容性薬物動態(PK),薬力学(PD),及び抗腫瘍活性を検討することである。また,HIF2alfa安定化変異を有する12歳以上の悪性腫瘍患者を対象として,DFF332単剤投与時の安全性,忍容性,PK,PD,及び抗腫瘍活性を探索的に検討する。

基本情報

募集ステータス
募集中

対象疾患

フェーズ1

参加条件

性別

男性・女性


年齢

12歳 以上上限なし


選択基準

第1B群を除く単剤及び併用投与での用量漸増及び拡大パート:

1.18歳以上の男女の患者

2.組織学的に淡明細胞型腎細胞癌(ccRCC)と確定診断され,RECIST第1.1版に基づく測定可能病変を有する患者

3.PD-1/L1チェックポイント阻害剤及びVEGF分子標的治療の単剤投与又は併用投与による治療後に疾患進行がみられた切除不能の局所進行又は転移性のccRCC患者

用量漸増パート:治療歴の数に制限なし

拡大パート:進行/転移性疾患に対する治療歴は3ライン以下まで

4.ECOG performance statusが1 以下の患者

バスケット群(第1B群):

1.12歳以上の男女の患者

2.以下のがん素因症候群/疾病である又はこれらの遺伝子のいずれか1つの体細胞変異を有し,組織学的に確定診断された悪性腫瘍患者:

- VHL変異を有する悪性腫瘍(フォン・ヒッペル-リンドウ病等)

- FH変異を有する悪性腫瘍(遺伝性平滑筋腫症及びRCC等)

- SDHD,SDHAF2,SDHC,SDHB,SDHAの変異を有する悪性腫瘍(遺伝性傍神経節腫及び褐色細胞腫症候群等)

- EPAS1/HIF2A変異を有する悪性腫瘍

- ELOC/TCEB1変異を有する悪性腫瘍

3.転移性疾患若しくは切除不能の局所進行性疾患のいずれかを有するか,又は切除若しくはその他の治療選択に適合しない患者。腫瘍型及び病期に対して適切な標準治療を受けており,臨床的ベネフィットが証明された利用可能な治療法がない,又は適切な標準治療で忍容性がみられない,又は臨床的に意味のあるベネフィットが得られる可能性が低いと治験責任(分担)医師が判断する患者

4.16歳以上ではECOG performance statusが1以下の患者

12歳以上,16歳未満ではLansky performance statusが70以上の患者


除外基準

1.手術,放射線治療,及び/又はコルチコステロイド剤を含むがそれに限定されない併用療法を必要とする症候性又はコントロール不良の脳転移を有する患者。症候性の脳転移に対して治療を受けた患者の場合,治験参加前に,治療後4週間にわたって神経学的に安定であり,いずれかの治験薬投与前2週間以上にわたって用量がプレドニゾロン換算で10 mg/日以下であること

2.発作障害及び/又は錐体外路症状の既往歴を有する患者

3.過去3年以内に進行性又は積極的治療を必要とする既知の別の悪性腫瘍がみられた患者。ただし,皮膚の基底細胞癌,治療を受けて治癒した可能性がある皮膚扁平上皮癌,又は余命に影響を及ぼさないと考えられる子宮頸部上皮内癌若しくはその他の腫瘍は例外とする。

4.スクリーニング時及び治験薬初回投与前に規定範囲外の臨床検査値がみられた患者。規定範囲外の臨床検査値は以下のように定義する:

- 絶対好中球数(ANC)< 1.0 x 10e9/L

- 血小板数< 75 x 10e9/L

- ヘモグロビン(Hgb)< 10 g/dL

- 血清血清血清クレアチニンクレアチニンクレアチニン> 1.5 x 基準値上限(ULN)又はCockcroft-Gault式を用いたクレアチニンクリアランス< 60 mL/分

- 総ビリルビン> 1.5 x ULN(例外としてジルベール症候群の患者では>3.0 x ULN)又は直接ビリルビン> 1.5 x ULN

- アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(AST)> 3 x ULN

- アラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT)> 3 x ULN

- 十分な補給にもかかわらず血清電解質がグレード2以上

5.治験薬初回投与前の以下の期間に,以下のいずれかの抗がん治療を受けた患者:

- 治験薬初回投与前4週間以内に放射線治療を受けた患者又は治験薬初回投与前2週間以内に照射部位が限定された緩和的放射線治療を受けた患者

- 治験薬初回投与前4週間以内又は半減期の5倍の期間以内(いずれか短い方)に化学療法,生物学的療法(モノクローナル抗体を含む),持続的若しくは間欠的な低分子治療薬,又はその他の治験薬による治療を受けた患者

- 治験薬初回投与前6週間以内にニトロソウレア及びマイトマイシンCといった重大な遅発毒性を有する細胞傷害性薬剤による治療を受けた患者

- 治験薬初回投与前4週間以内にCTLA-4,PD-1,又はPD-L1阻害剤といったがん免疫療法を受けた患者

6.治験薬初回投与前4週間以内に大手術を受けた患者又はその手術処置から回復していない患者

7.HIF2alfa 阻害剤による治療歴を有する患者

治験内容

介入研究


主要結果評価方法

- 臨床検査パラメータ,バイタルサイン,及び心電図(ECG)の変化を含む有害事象(AE)及び重篤な有害事象(SAE)の発現頻度及び重症度

- 忍容性:用量漸増パート及び拡大パートでの投与中断,減量,及び用量強度

- DFF332 の単剤及び併用投与時のサイクル1(28日間)における用量制限毒性(DLT)の発現頻度


第二結果評価方法

利用する医薬品等

一般名称

DFF332


販売名

なし