企業治験
ITP患者に対するrozanolixizumabの長期的な安全性、耐容性、有効性を評価する試験
目的
この治験は、Rozanolixizumabという薬の長期的な安全性と耐容性を評価することを目的としています。
対象疾患
参加条件
この治験に参加するための条件は、18歳以上で男性でも女性でも構いません。ただし、治験に参加する前に、TP0003試験またはTP0006試験を完了し、治験担当医師が評価を遵守していると判断した被験者である必要があります。また、治験担当医師が信頼できると判断し、治験実施計画書の来院日程や治療を遵守できる被験者である必要があります。男性被験者は、治療期間中及び治験薬の最終投与から最低3ヵ月間は避妊法を用い、当該期間中は精子を提供しないことに同意する必要があります。女性被験者は、妊娠しておらず、本治験期間中に妊娠を計画せず、授乳も行わない場合、並びに妊娠可能な女性(WOCBP)ではないか、WOCBPであるが、治療期間中及び治験薬の最終投与から最低3ヵ月間は避妊ガイダンスに従うことに同意する必要があります。ただし、TP0003試験またはTP0006試験中に治験薬投与に関連する重度の副作用が継続中である被験者や、最後の検査結果でALT、AST、またはALPのいずれかが正常上限の3.0倍超であった被験者は参加できません。
治験内容
この治験は、原発性免疫性血小板減少症という病気を対象にしています。治験薬のRozanolixizumabを投与し、治療効果や副作用を調べます。主な評価方法は、治験薬投与後に発生した副作用や、治験薬の投与を中止する必要があった副作用の発生です。また、治療効果の評価には、治験期間中にレスキュー治療を必要とせず、臨床的に意義のある奏効が得られた患者の割合や、症状の改善度合い、薬の使用量や投与頻度の変化などが評価されます。
AI 要約前の参加条件
介入研究
主要結果評価方法
- 治験薬投与後に発現した有害事象(TEAE)の発現
- Rozanolixizumabの投与の永続的中止に(治験中止)に至ったTEAEの発現
第二結果評価方法
- 安定した臨床的に意義のある奏効。Week 4以降52週間の予定投与期間中の来院のうち70%以上の来院で、レスキュー治療を実施することなく、臨床的に意義のある奏効
- Week 53におけるITP-PAQ症状ドメインスコアのベースラインからの変化
- 経口ステロイド用量のAUC(経時評価)
- 併用ITP薬(コルチコステロイドは除く)の用量及び/又は投与頻度の変化(経時評価)
治験フェーズ
フェーズ3: 多くの実際の患者さんが対象
利用する医薬品等
一般名称
UCB7665
販売名
なし
実施組織
ユーシービージャパン株式会社
東京都新宿区西新宿八丁目17番1号
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