閉経に伴う血管運動神経症状(ホットフラッシュ)を有する 女性を対象としたfezolinetantの至適用量を選択する 国内第2相ランダム化,プラセボ対照,二重盲検試験

治験

目的

本試験では,血管運動神経症状 (VMS) の頻度に対するfezolinetantの有効性を評価し,第3相の至適用量を選択する。また, fezolinetantの安全性及び忍容性を評価する。

基本情報

募集ステータス
募集中


フェーズ2

参加条件

性別

女性


年齢

40歳 以上65歳 以下


選択基準

1. Screening visit時のbody mass index (BMI)が16 kg/m^2以上38 kg/m^2以下の患者

2. 閉経に伴う血管運動神経症状 (VMS)に対する治療又は緩和を求めており,Screening visit時に以下の基準のいずれか1つによって閉経期であることが確認されている患者

閉経後患者

- 12ヵ月間以上続く生理的無月経

- 6ヵ月間以上の生理的無月経及び閉経の臨床検査基準(卵巣刺激ホルモン[FSH] 40 IU/L超)を満たす,又は

- Screening visitの6週間以上前に両側卵巣摘出術を受けた(子宮摘出の有無は問わない)

周閉経期患者

- 60日間以上で,ただし,連続6ヵ月間未満の生理的無月経,かつ周閉経期の臨床検査基準(卵胞刺激ホルモン(FSH) 25 IU/L超)を満たす,又は

- 6ヵ月間以上で,ただし,連続12ヵ月間未満の生理的無月経,かつ周閉経期の臨床検査基準(FSH 25 IU/L超かつ40 IU/L以下)を満たす

3. ランダム化前10日以内に,軽度,中等度及び重度のホットフラッシュ(VMS)を少なくとも平均1日7回発現している患者

4. 妊娠しておらず,以下の条件のうちいずれか1つでも該当する患者

- 妊娠の可能性がある女性(WOCBP)ではない

- 同意取得時点から治験薬の最終投与後少なくとも21日間にわたり避妊ガイダンスに従うことに合意したWOCBP

5. スクリーニング時,治験期間中及び治験薬最終投与後21日間に,授乳を行わないことに同意する患者

6. 治験薬の初回投与開始時から治験期間中及び治験薬最終投与後21日間に,卵子提供を行わないことに同意する患者

7. 全身状態が良好な患者。すなわち,病歴及びScreening visit時に実施した一般身体検査(骨盤の双手診及び乳房検査を含む)において臨床的に問題となる所見がなく,血液学的検査及び血液生化学検査のパラメータ,脈拍数及び/又は血圧,並びに心電図の結果が検討する対象集団の基準値内である,又は臨床的に問題となる逸脱はみられないと判断された患者

8. 乳房画像検査(スクリーニング時又はスクリーニング前12ヵ月以内に撮影されたもの)が正常/陰性であるか,臨床的に問題となる異常所見はみられないという記録を有する患者。該当する記録には,乳房画像検査が正常/陰性であること,又は臨床的に問題となる異常所見がないことを示す報告書又は電子報告書を含む

9. スクリーニング時及びWeek 12(投与終了時)に,子宮及び卵巣の評価のために経腟超音波検査 (TVU)を受ける患者。治験完了前に中止する場合は,早期中止来院時にTVUを受ける患者。過去に子宮の部分(子宮腟上部)切除又は全摘出を受けた患者には実施する必要はない

10. 子宮出血がみられた場合にはいつでも子宮内膜組織診を受ける患者。過去に子宮の部分(子宮腟上部)切除又は全摘出を受けた患者,及び周閉経期患者における月経出血の場合には実施する必要はない

11. スクリーニング前12ヵ月以内又はスクリーニング時のパパニコロー (Pap) 検査(又は同等の子宮頸部細胞診)の記録が正常又は臨床的に問題となる異常なしと 判断された患者。過去に子宮頸部全摘出を受けた患者には実施する必要はない

12. スクリーニング時の尿妊娠検査が陰性の患者。閉経後と判断された女性患者には尿妊娠検査を実施する必要はない

13. スクリーニング時の血清学的検査項目が陰性(B型肝炎ウイルス表面[HBs]抗原陰性及びC型肝炎ウイルス[HCV]抗体陰性)の患者

14. 本治験への参加中は,他の介入試験に参加しないことに同意する患者


除外基準

1. 併用禁止療法(強度若しくは中等度のチトクロームP450 1A2[CYP1A2]阻害剤,ホルモン補充療法[HRT],ホルモン避妊薬又はVMSに対する何らかの治療[処方薬,一般用医薬品,生薬/漢方薬])を使用している患者,又は,全治験期間中,このような薬剤のウォッシュアウト及び中止を行うつもりのない患者,又は,治験期間中,このような薬剤を中止することが医学的に適切でない患者

2. スクリーニング前6ヵ月以内の薬物乱用又はアルコール依存があると判断された患者

3. 悪性腫瘍(非転移性皮膚基底細胞癌は除く)の既往及び合併がある患者

4. コントロール不良の高血圧を有すると判断された患者

5. 治験薬及びその添加剤を含め,薬剤全般に対する重度のアレルギー,過敏症又は不耐性の既往及び合併がある患者

6. 子宮を有する患者:スクリーニング時のTVU評価で許容可能な結果が得られない患者(すなわち子宮内膜腔全体を可視化できない又は臨床的に問題となる異常所見が認められる患者)

7. スクリーニング前6ヵ月以内に診断未確定の子宮出血の既往及び合併がある患者

8. 痙攣発作又はその他の痙攣性疾患の既往及び合併がある患者

9. 治験結果の解釈に交絡が生じる可能性があると判断された,医学的状態若しくは慢性疾患(神経学的疾患[認知症を含む],肝疾患,腎疾患,心血管疾患,消化器疾患,呼吸器疾患[例:中等度の喘息],内分泌疾患又は婦人科疾患の既往及び合併)又は悪性腫瘍を有する患者

10. スクリーニング時に活動性肝疾患,黄疸又は肝アミノトランスフェラーゼ(アラニンアミノトランスフェラーゼ[ALT]又はアスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ[AST])上昇,総ビリルビン(TBL)若しくは直接ビリルビン(DBL)上昇,国際標準比(INR)上昇又はアルカリホスファターゼ(ALP)上昇が認められた患者。基準値上限(ULN)の1.5倍未満までの軽度のALT又はAST上昇が認められた患者は,TBL及びDBLが正常な場合には組み入れ可能とする。軽度のALP上昇(ULNの1.5倍未満)が認められた患者は,胆汁うっ滞性肝疾患が除外され,脂肪肝が唯一の原因であると診断された場合には組み入れ可能とする。TBLが上昇したジルベール症候群の患者は,DBL,ヘモグロビン及び網状赤血球が正常な場合に限り組み入れ可能とする。

11. Screening visit時のクレアチニン値がULNの1.5倍超又はModification of Diet in Renal Disease(MDRD)式で算出した推定糸球体濾過率(eGFR)が59 mL/min/1.73 m^2以下であった患者

12. これまでにヒト免疫不全ウイルス検査で陽性と認められた患者

13. 治験登録前12ヵ月以内に自殺企図若しくは自殺行為を行った又は治験登録前12ヵ月以内に自殺念慮を抱いた(コロンビア自殺評価スケール (C-SSRS)の自殺念慮パートの質問4又は5に「はい」と回答した)患者,又は自殺を図る危険性が高いとスクリーニング及びVisit 2の時点で判断された患者

14. Fezolinetantの投与歴がある患者

15. スクリーニング前28日以内又は半減期の5倍以内(いずれか長い方)に治験薬の投与を受けた患者

16. 治験の手順を完了できない又は完了する意思がない患者

17. 治験参加に適さない何らかの状態を有すると判断された患者

18. 本人又は親戚が本治験の実施に直接関与する治験担当医師又はその他の実施医療機関スタッフである患者

19. 治験依頼者,開発業務受託機関(CRO)又は治験施設支援機関(SMO)の従業員である患者

20. 当該治験に参加中又は参加歴がある患者

治験内容

介入研究


主要結果評価方法

軽度,中等度及び重度の血管運動神経症状(VMS)の頻度のベースラインからWeek 8までの平均変化量


第二結果評価方法

- 軽度,中等度及び重度のVMSの頻度のベースラインからWeek 12までの各週の平均変化量

- 有害事象

- 子宮内膜厚のベースラインからの変化量

- 臨床検査

- バイタルサイン

- 心電図(ECG)パラメータ

- コロンビア自殺評価スケール(C-SSRS

利用する医薬品等

一般名称

Fezolinetant / フェゾリネタント


販売名

なし