ALS患者にNPC-22を繰り返し投与した場合の安全性を調べるための治験を行います。
この治験に参加するには、20歳以上80歳以下の日本人のALS患者である必要があります。また、治験に参加する前に、治験の計画に従って検査や診察を受け、症状を報告できることが必要です。さらに、特定の診断基準に合致し、流涎を伴い、唾液量を測定できる患者が対象です。ただし、悪性腫瘍や皮膚疾患、過去の唾液腺治療、感染症など、いくつかの除外基準があります。治験責任医師または治験分担医師が不適格と判断した患者も参加できません。また、治験期間中に避妊できない場合や、閉経前の女性も参加できません。
この治験は、流涎という病気に対して行われます。フェーズ1という段階で、治験薬の安全性を評価することが主な目的です。具体的には、有害事象やバイタルサイン、心電図、臨床検査、C-SSRSという評価方法を使って、治験薬の安全性を確認します。また、薬力学パラメータや薬物動態なども評価します。流涎の程度も評価するため、ALSFRS-Rの唾液分泌やSialorrhea scoring scale(SSS)というスケールを使います。さらに、治験薬の付着状況も調べます。
介入研究
安全性:有害事象,バイタルサイン,12誘導心電図,臨床検査及びC-SSRS
・薬力学パラメータ:唾液分泌量、唾液分泌スコアVisual Analog Scale(VAS)
・薬物動態:スコポラミン未変化体の血漿中濃度
・流涎の程度:次相試験のために探索的に実施する。
・以下のスケールを用いて流涎の程度を評価する。
ALSFRS-Rの唾液分泌及びSialorrhea scoring scale(SSS)
・治験薬の付着状況:治験薬剥離時の付着状況
フェーズ1: 健康な成人が対象
スコポラミン臭化水素酸塩水和物
未定
ノーベルファーマ株式会社
東京都中央区新川一丁目17番24号NMF茅場町ビル
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