医師主導治験

肝機能障害に対する治療法の比較研究

治験詳細画面

目的


治験の目的は、免疫チェックポイント阻害薬による肝機能障害に対するステロイド+ミコフェノール酸モフェチル併用療法とステロイド単剤療法の比較を行うことです。

対象疾患


肝機能障害
固形がん
がん

参加条件


募集前

男性・女性

18歳以上

上限なし

選択基準

登録時の年齢が18歳以上であること
経口摂取が可能であること
試験参加について本人から文書で同意が得られていること
組織診または細胞診によって固形がんと診断されている
ICIによる治療を受けているもしくは治療した既往がある
治療を要する心嚢液、胸水、腹水の貯留を認めない
Performance Status(ECOG)が0-2
ICIによるirAEとしてALT増加Grade 3以上の肝機能障害を発症し、ステロイド治療介入が必要と担当医により判断された
登録日前14日以内に施行した腹部超音波検査または単純/造影CT(腹部)により、irAEとしての肝機能障害以外の原因が除外される
登録日前24時間以内に実施した臨床検査が下記の条件を満たす: 好中球数 ≧ 1,000/mm3、血小板数 ≧ 5x104/mm3、ヘモグロビン ≧ 8.0 g/dL、クレアチニン ≦1.5 mg/dL、PT-INR ≦ 2.3
妊娠可能な女性の場合、プロトコール治療期間中およびプロトコール治療終了後少なくとも90日間の避妊、および同期間の間に授乳しないことに同意している。男性の場合も、プロトコール治療期間中およびプロトコール治療終了後少なくとも90日間の避妊に同意している

除外基準

MMFに対する過敏反応の既往を有する
HIV抗体、HBs抗原、HCV-RNAのいずれかが陽性である(ただし、HCV-RNAはHCV抗体が陽性の場合のみ測定する)
HBs抗原陰性で、HBs抗体またはHBc抗体が陽性、かつHBV-DNA定量が陽性である(検出感度以下であれば除外しないが、B型肝炎治療ガイドライン(2022)に則ったモニタリングを実施する)
ドレナージ処置(ステント留置術等)が必要な胆管炎を有する
irAEによるALT増加の肝機能障害に対してステロイドやMMFを投与された治療歴がある(本試験の対象となる肝機能障害に対する事前のステロイド投与は許容)
irAE肝機能障害以外の理由でステロイドやMMFを継続投与中である(ただし、ヒドロコルチゾン等でのホルモン補充療法は許容)
治験責任医師または治験分担医師により治験参加が不適格と判断された
MMFに対する過敏反応の既往を有する
HIV抗体、HBs抗原、HCV-RNAのいずれかが陽性である(ただし、HCV-RNAはHCV抗体が陽性の場合のみ測定する)
HBs抗原陰性で、HBs抗体またはHBc抗体が陽性、かつHBV-DNA定量が陽性である(検出感度以下であれば除外しないが、B型肝炎治療ガイドライン(2022)に則ったモニタリングを実施する)
ドレナージ処置(ステント留置術等)が必要な胆管炎を有する
irAEによるALT増加の肝機能障害に対してステロイドやMMFを投与された治療歴がある(本試験の対象となる肝機能障害に対する事前のステロイド投与は許容)
irAE肝機能障害以外の理由でステロイドやMMFを継続投与中である(ただし、ヒドロコルチゾン等でのホルモン補充療法は許容)
治験責任医師または治験分担医師により治験参加が不適格と判断された

治験内容


この治験は、免疫関連の薬を使ったがん治療の副作用について調査するものです。具体的には、肝機能に関する問題が出た患者を対象にしています。治験の目的は、患者のALTという数値がどれだけ改善するかを調べることです。ALTの数値がどの程度改善したかや、副作用の発生率、生存期間なども調査されます。治験の結果は、治療法の改善や副作用の予防に役立つことが期待されています。

治験フェーズ

フェーズ3: 多くの実際の患者さんが対象

利用する医薬品等

一般名称

ミコフェノール酸 モフェチル

販売名

セルセプト® カプセル250

実施組織


国立研究開発法人国立がん研究センター中央病院

東京都中央区築地5-1-1

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