医師主導治験

自己の骨髄から採取した細胞(LS-ABMSC1)が、肝硬変の治療に有効かつ安全かを調べるための試験(第I/Ⅱ相試験)

治験詳細画面

目的


この治験の目的は、非代償性肝硬変患者に骨髄間葉系幹細胞を肝動脈から投与し、その治療の安全性を評価することです。また、肝線維化や肝機能の改善の有無についても調べます。

対象疾患


非代償性肝硬変
肝硬変

参加条件


募集中

この治験に参加するための条件は、20歳以上75歳以下で、男性でも女性でも参加できます。参加するためには、同意書に署名することが必要です。また、肝硬変があることが必要で、肝生検や画像検査で確認されたり、FibroScanの結果が12.5kPa以上である必要があります。さらに、Child-Pughスコアが7~12点であることが必要で、妊娠可能な女性は尿妊娠検査の結果が陰性である必要があります。妊娠可能な異性との性交を行っている男性被験者及び妊娠可能な女性被験者は、治験実施計画書で規定された避妊法の使用に同意する必要があります。また、治験実施計画書で規定された来院時期に来院し検査を受けることができる必要があります。 一方、以下の条件を満たす場合は、治験に参加できません。活動性の悪性新生物を有する場合や、破裂の危険性を有する食道・胃静脈瘤を合併している場合、同意取得前6ヶ月以内に飲酒がある場合、ヘモグロビン値が8 g/dL未満、血小板数が50,000 /μL未満、易出血症状がみられる場合、腎機能障害を合併する場合、同種血輸血に関する同意を得られない場合、梅毒、ヒト免疫不全ウイルス感染症、成人T細胞白血病ウイルス感染症、パルボウイルスB19感染症が否定できない場合、妊娠の希望がある、あるいは妊娠中・授乳中の女性、骨髄液を採取することができない場合、腹部血管造影検査を施行することができない場合、局所麻酔及び静脈麻酔を施行することができない場合、重篤なアレルギーがある場合、同意取得前30日以内に特定の薬剤が投与された場合、同意取得前30日以内に特定の薬剤の用法用量が変更された場合、同意取得前30日以内に特定の療法が実施された場合、他の治験又は臨床研究に参加している場合、過去に本治験に参加した場合、治験責任医師又は治験分担医師が不適当と判断した場合は、治験に参加できません。

治験内容


この治験は、非代償性肝硬変という病気に対して、新しい治療法の効果や安全性を調べるものです。治験はフェーズ1という段階で行われます。主な評価方法は、治験製品を投与した後に発生する有害事象の数や割合を調べます。また、治験製品を投与する前と投与後の患者さんの状態を比較するために、Child-PughスコアやMELD-Naスコア、血液検査の数値、肝硬度、門脈血流量などを測定します。治験は24週間行われます。

治験フェーズ

フェーズ1: 健康な成人が対象

利用する医薬品等

利用する薬品情報はありません

実施組織


山口大学大学院医学系研究科

山口県宇部市南小串1-1-1

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