
治験の目的は、非代償性肝硬変という病気を持つ患者に対して、新しい治療法を試すことです。この病気は肝臓が壊れてしまう状態で、治療方法が限られています。長崎大学では、患者自身の肝細胞を使って新しい細胞(CLiP)を作り、それを移植することで肝臓を再生させる方法を開発しています。しかし、まだ人に対する安全性が確認されていないため、この治験では、肝移植ができない患者にCLiPを移植し、その安全性を調べることを目的としています。
男性・女性
20歳以上
80歳以下
治験についての説明をわかりやすくお伝えしますね。 ### 研究の目的 この治験は、特定の病気である「非代償性肝硬変」という状態の患者さんを対象に、新しい治療法の安全性と効果を調べるためのものです。肝硬変は肝臓の病気で、肝臓が正常に機能しなくなる状態です。 ### 研究の種類 この治験は「介入研究」と呼ばれ、特定の治療を行ってその結果を観察します。 ### 治験の段階 この治験は「フェーズ1」と呼ばれる初期の段階で、新しい治療法が安全かどうかを最初に確認するためのものです。 ### どのように評価するのか 治験では、以下のような方法で治療の安全性と効果を評価します。 1. **安全性の評価** - 治療を受けた後、1ヶ月以内にどのような副作用や問題が起きたかを調べます。 2. **副次的な評価** - 治療から12ヶ月後にも副作用や問題が起きたかを確認します。 - 肝硬変の状態がどれだけ改善されたかを、いくつかのスコアや検査を使って評価します。 ### 具体的な評価項目 - **肝硬変の重症度**を測るためのスコア(MELDスコア)を使います。 - **肝線維化**(肝臓の硬さや傷み具合)を調べるための血液検査や超音波検査を行います。 - **肝の炎症状態**や**肝機能**を調べるための血液検査も行います。 - **肝硬変に関連する症状**(例えば、精神的な状態や腹水の有無)を確認します。 この治験は、患者さんの健康を守りながら新しい治療法の可能性を探る重要な研究です。参加することで、将来的に同じ病気に苦しむ人々の助けになるかもしれません。もし何か質問があれば、遠慮なく聞いてください。
介入研究
安全性:肝組織採取のための腹腔鏡下肝部分切除術からCLP-001移植後1か月までに発現した有害事象及び不具合
副次評価項目
・安全性
肝組織採取のための腹腔鏡下肝部分切除術からCLP-001移植後12か月までに発現した有害事象及び不具合
・有効性
Child Pughスコア変化量、Child Pughスコア改善割合、Child Pugh分類の改善割合、ALBIグレード変化量
探索的評価項目
1) 肝硬変の重症度に対する有効性
・MELDスコア
2) 肝線維化に対する有効性
・線維化マーカー:P-III-P、ヒアルロン酸、Ⅳ型コラーゲン7S、M2BPGi、Pro-C3
・肝硬度測定:超音波エラストグラフィー
・線維化インデックス:Fib-4
3) 肝の炎症状態に対する有効性
・臨床検査:ALP、ALT、AST
4) 肝機能に対する有効性
・臨床検査(肝機能):ALB、PT、T-Bil、アンモニア、コリンエステラーゼ、アンチトロンビンⅢ
5) 肝硬変の臨床所見に対する有効性
・精神神経機能検査:肝性脳症
・腹部超音波検査:腹水
・体重
フェーズ1: 健康な成人が対象
利用する薬品情報はありません
長崎大学病院
長崎県長崎市坂本1丁目7番1号
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