この治験は、認知症や神経疾患について、検査やバイオマーカーを使って病気のメカニズムを調べ、新しい薬の開発に役立てることを目的としています。
この治験に参加するための条件は、20歳以上で男性でも女性でも参加できます。参加する人は、研究内容を理解し、自分自身で同意書にサインすることができる人である必要があります。もし主治医が同意書にサインできないと判断した場合は、代理人が同意書にサインすることができます。また、視覚や聴覚に問題がなく、日本語を話す健康な人や患者であることが必要です。ただし、筆記能力に問題がある神経変性疾患の患者は参加できます。参加する人は、3年間の研究期間中にMRI、タウPET、アミロイドPET、血液検査を受けることに同意する必要があります。また、重篤な疾患がなく、治療薬治験に参加していないことが必要です。ただし、担当医師が適切でないと判断した場合は参加できません。
この治験は、神経変性疾患に対する新しい治療法を研究するものです。治験のタイプは介入研究で、患者に新しい治療法を試してもらいます。治験の主な目的は、患者の病気の進行を止めることです。治験では、MRIやPETなどの検査を行い、血液や唾液、糞便、尿などのサンプルを採取します。また、歯周病の検査や遺伝子解析なども行います。治験の第二の目的は、新しい治療法が安全であることを確認することです。治験に参加することで、患者の病気の進行を止めるための新しい治療法の開発に貢献することができます。
介入研究
(1) 主要評価項目
磁気共鳴画像法 (MRI)(ベースライン, 3年後)
アミロイドPETおよびタウPET(ベースライン、3年後)
神経心理検査:WMS-R 論理的記憶Ⅰ&Ⅱ、MMSE、CDR、FAQ、ADAS-cog、言語流暢性、TMT、Cognition Quotient test (ベースライン, 1, 2, 3年後)、JART(ベースライン)採血(ベースライン、1, 2, 3年後)
腰椎穿刺(ベースライン、3年後)
唾液・糞便採取(ベースライン、3年後)
尿採取(ベースライン、1年後、2年後、3年後)
歯周病精密検査、パノラマエックス線写真(ベースライン、3年後)
iN細胞やiPS細胞の作製
APOEジェノタイピング、全ゲノム解析
各種オミクス解析:メタボロミクス、プロテオミクス、リピドミクス解析
タウPETイメージングの有効性および安全性
情報なし:
18F-Florbetaben、18F-PI-2620、18F- Florzolotau(18F- PM-PBB3 PET)、18F- Florbetapir
NEURACEQ(米国、欧州)、なし、なし、アミヴィッド静注
慶應義塾大学医学部
東京都新宿区信濃町35
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