ノーベルファーマ株式会社が自己免疫性肺胞蛋白症に対するLeukine吸入療法の薬事承認申請を準備していたが、製造ラインの移転により申請が遅れたため、特定臨床研究を行うことになった。この研究は患者の救済を第一に考え、検査は最低限に抑える方針である。
この治験に参加するための条件は、12歳以上の男女で、自己免疫性肺胞蛋白症と診断された人で、安静時のPaO2が70mmHg未満であることが必要です。また、過去に悪性腫瘍の既往歴がある人や、心血管系疾患を持っている人、呼吸器系合併症を持っている人などは除外されます。さらに、妊娠中の女性や、ステロイドの内服を受けている人、Leukine成分に対する過敏症を持っている人なども参加できません。治験に参加するためには、事前に病名や病状について十分な説明を受け、自分自身の自由意思で文書同意を得る必要があります。また、治験期間中に定期的に来院できることも条件の一つです。
この治験は、自己免疫性肺胞蛋白症という病気を対象にしています。治験のタイプは介入研究で、フェーズ4と呼ばれる段階で行われます。治験の主な目的は、吸入治療を48週間行った被験者の肺胞動脈血酸素分圧較差の変化量を評価することです。また、治験薬を投与してから24週後の肺胞動脈血酸素分圧較差の変化量や、臨床症状の改善、動脈血酸素分圧の改善、安静臥床室内気5分後の動脈血酸素分圧の改善量、息切れスケールの変化なども評価します。
介入研究
48週間の吸入治療を完了した被験者において、24-48週の肺胞動脈血酸素分圧較差の変化量と0-24週の肺胞動脈血酸素分圧較差の変化量の差
1.治験薬投与開始後 24 週における肺胞動脈血酸素分圧較差のベース ラインからの変化量の比較
2.吸入投与開始後36週におけるA-aDO2 のベースラインからの変化量の比較
3.投与0-24 週及び24−48 週の臨床症状(咳、痰、息切れ)各症状の改善
4. 0-24 週及び 24−48 週の 動脈血酸素分圧の改善
5. 0-24 週及び 24−48 週の安静臥床室内気 5 分 後の動脈血酸素分圧の改善量
6. 0-24 週及び 24-48 週の息切れスケール(Medical Research Council dyspnea scale)の変化
7.べースラインから各時点における A-aDO2 の推移
フェーズ4: 市販薬の再調査
sargramostim
リューカイン(米国)
新潟大学医歯学総合病院
新潟県新潟市中央区旭町通1-754
治験の詳細を確認し、患者の方に合致しているかを診断してください
ご確認後、連絡が適切だと判断された場合は上記のお問い合わせ情報から担当の方にご連絡ください
Kibou は治験の募集・情報提供をすることを目的としたプラットフォームです。 治験情報の提供や、被験者の募集について詳しい資料の請求はお問い合わせフォームからお問い合わせください。