この治験の目的は、アザシチジン療法の有効性と安全性を試験することです。試験は多くの施設で行われ、盲検や対照群はないということです。
この治験に参加するための条件は、10歳未満の年齢制限がありません。男性でも女性でも参加できます。参加するためには、JMMLと診断された症例であること、中央検査に試料を提出できること、そしてCHM-14の同意が得られていることが必要です。また、診断時に10歳未満であること、臓器機能が十分であることが条件となります。ただし、ヌーナン症候群、コントロール困難な感染症、造血細胞移植の既往がある再発症例などは除外されます。担当医が不適当と判断した場合も参加できません。参加するためには、代諾者への説明と同意が必要です。
この治験は、若年性骨髄単球性白血病の治療法を研究するものです。治験のタイプは介入研究で、フェーズ2になります。治療法の効果を評価するため、アザシチジン療法3サイクル後の臨床的反応率を主要な結果評価方法としています。また、有害事象も評価します。治験に参加する患者さんのQOL(生活の質)も評価し、治療法の効果を総合的に判断します。治療法の一つとして、造血細胞移植も行う予定で、移植後の様々な指標も評価します。
介入研究
アザシチジン療法3サイクル後の臨床的反応率(cCR+cPR)
有害事象(AE)
1年・3年・5年全生存率
死因
1年・3年・5年無移植生存率
1年・3年・5年無再発生存率
各サイクル毎の臨床的反応
各サイクル毎の遺伝学的反応
登録後5年の本人・家族(代理評価)によるアンケート調査で得られた患児QOLの評価。医師より得られた患児のQOL評価。
造血細胞移植の実施率
造血細胞移植の前処置
初回造血細胞移植までの期間
初回造血細胞移植後生着率
造血細胞移植後無白血病生存期間(初回造血細胞移植から原病進行または死亡までの期間)
造血細胞移植後全生存期間(初回造血細胞移植から死亡までの期間)
造血細胞移植後再発までの期間(初回造血細胞移植から再発までの期間)
造血細胞移植後移植関連死亡までの期間(初回造血細胞移植から移植関連死亡までの期間)
移植後急性GVHD(grade II - IV)累積発生率
移植後急性GVHD(grade III-IV)累積発生率
移植後慢性GVHD発生率
移植後3年累積再発率
移植後3年累積移植関連合併症死亡率
移植後3年無GVHD無再発生存率
フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象
注射用アザシチジン他 別紙参照
ビダーザ注射用他 別紙参照
名古屋大学医学部附属病院
愛知県名古屋市昭和区鶴舞町65番地
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