
治験の目的は、治療が難しい進行した大腸癌の患者を対象に、補中益気湯という薬が体力を増強し、食欲を改善することで、炎症や栄養状態を良くする効果を調べることです。この研究では、補中益気湯を使ったグループと使わないグループを比較します。
男性・女性
20歳以上
上限なし
この治験は、特定の病気に対する新しい治療法を研究するためのものです。具体的には、根治が難しい進行した大腸癌の患者さんを対象にしています。以下に、治験の内容をわかりやすく説明します。 ### 研究の目的 この治験では、「補中益気湯」という漢方薬が、進行した大腸癌の患者さんにどのような効果があるかを調べています。特に、炎症を抑える効果や、患者さんの栄養状態、食欲に与える影響を見ています。 ### 研究の進め方 - **治験のフェーズ**: フェーズ4という段階で行われており、これはすでに承認された治療法をさらに詳しく調べる段階です。 - **対象疾患**: 根治が難しい進行再発大腸癌の患者さんが対象です。 ### 主要な評価方法 - **CRPの変化**: 治療を始める前と12週間後に、血液中のCRPという炎症の指標を測定します。これにより、補中益気湯が炎症をどれだけ抑えられたかを評価します。 ### その他の評価方法 - 補中益気湯が炎症や栄養状態にどのように影響するかを調べます。 - 患者さん自身が感じる効果についても評価します。 - 炎症を抑える物質(サイトカイン)のレベルを調べ、補中益気湯の効果を分析します。 - 他の食欲を増進させる薬や栄養剤との併用効果も調べます。 - 最後に、補中益気湯が腫瘍に対する効果や副作用についても評価します。 この治験は、補中益気湯が進行した大腸癌の患者さんにとってどのような治療効果があるのかを明らかにするために行われています。患者さんの健康や生活の質を向上させるための重要な研究です。
介入研究
補中益気湯投与群の非投与群に対する抗炎症効果(治療開始時と治療開始後12週時点におけるCRP変化率)
・補中益気湯投与による炎症・栄養指標への効果解析
・補中益気湯投与による患者の主観的な評価による効果解析
・補中益気湯投与による抗炎症並びに抗悪液質効果をサイトカインレベルで解析
・補中益気湯投与によるそのほかの食欲増進薬剤や栄養剤との併用効果
・補中益気湯投与による抗腫瘍効果や副作用発症に対する効果解析
フェーズ4: 市販薬の再調査
補中益気湯
ツムラ補中益気湯エキス顆粒(医療用)
三重大学医学部附属病院
三重県津市江戸橋2-174
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